放送中盤の展開が盛り上がった2026年春アニメ 「まるで最終回?」「裏の顔が気になる」
5月も中旬にさしかかり、4月から放送中の春アニメは大きな盛り上がりを見せています。なかには、視聴者から「まるで最終回」と驚きの声があがるほど熱い展開を見せた作品もありました。
仲間たちの声援を背に「危機脱出」で大興奮

2026年4月に放送開始した春アニメは、5月中旬を迎えて物語が大きく動き出す作品も増えてきました。なかには、作品の見せ場に視聴者から興奮の声があいつぐ作品もあります。
たとえば、魔法の才能がなく「無能者」とされる主人公が、魔法学校に通いながら自らの剣で道を切り開いていく『杖と剣のウィストリア Season 2』(原作:大森藤ノ/漫画:青井聖)では、まるで最終回のように盛り上がる展開が描かれました。
第1期では、最高峰の魔術師「至高の五杖(マギア・ヴェンデ)」を目指す主人公「ウィル・セルフォルト(CV:天崎滉平)」が、周囲から見下されながらも同級生たちと争い、ときには協力するなかで次第に認められていきました。
第2期序盤では、1年の終わりに開かれる祝祭「境界祭(テルミナリア)」の最中、突如として街中に怪物が出現する騒動が発生します。次第に周囲が疲弊していくなか、第15話では立ち直ったウィルが覚醒し、次々と怪物を撃破しました。
さらに続く第16話では、ウィルが幼なじみでマギア・ヴェンデのひとり「エルファリア・アルヴィス・セルフォルト(CV:関根明良)」の助力を得て、かつては見下していた仲間や民衆の声援を背に、一度敗れた敵へのリベンジを果たしています。
主題歌をバックにした主人公の活躍には、視聴者から「まるで最終回のような盛り上がりで、次回からどうなるんだ」「エルファリアとの間接的な共闘や仲間たちの応援に気持ちが高ぶった」など、興奮の声があがりました。
『杖と剣のウィストリア Season 2』は、毎週日曜日16時30分よりTBS系列ほかで順次放送中。Amazon Prime Video、Netflixなどでも配信中です。
主人公の知識無双かと思いきや…… 苦渋の決断に涙

また、『本好きの下剋上 領主の養女』(作:香月美夜)では、丁寧な人間関係の描写が視聴者から好評を集めています。同作は、現代日本で暮らしていた本好きの主人公が、本の希少な異世界で少女「マイン(CV:井口裕香)」として転生し、知識を生かして大好きな本を作ろうと奮闘する物語です。
今期はアニメ「本好きの下克上」シリーズの第4期にあたり、マインが貴族の養女「ローゼマイン」として名前と身分を変え、新たな生活を送る姿が描かれています。第4話では、コンサートのパンフレット作りに「ガリ版印刷」を実現する計画を進めるなか、秘密を守るため護衛騎士の「ブリギッテ(CV:瀬戸麻沙美)」に待機を命じる場面がありました。
マインにとってそれは、これまで支えてくれたブリギッテへの感謝を抱きながらも、彼女の家族思いな性格や家を守る立場を考えたうえでの苦しい決断だったのです。
これまで築いてきた信頼関係が揺らぐような人付き合いの難しさに、視聴者からは「現代知識無双かと思ったけれど、愛情と優しさの物語で、本の設定がかすむほど家族関係が素敵」「ブリギッテの家族の件は涙なくして見られませんでした」など、感動の声があがりました。
※『本好きの下剋上 領主の養女』は、毎週土曜日17時30分より日本テレビ系列ほかで順次放送中。Amazon Prime Video、Disney+などでも配信中です。
ピンチ脱出も、不穏な気配にハラハラ

美麗な作画で視聴者から高い評価を得ているのが『とんがり帽子のアトリエ』(作:白浜鴎)です。同作は、生まれつき才能を持つ者しか魔法を使えないとされる世界で、本当は書くことで誰でも魔法が使える秘密を知った少女「ココ(CV:本渡楓)」が、師匠の魔法使い「キーフリー(CV:花江夏樹)」のもとで魔法を学んでいく物語です。
第4話では、ココがキーフリーや同門の仲間たちとともに、魔法を書くためのペンを探しに訪れた先で、幼いころに出会った謎の「つばあり帽の魔法使い」の姿を見かけ、後を追います。しかし、いつの間にかココと彼女を追ってきた仲間たちは、不思議な空間に閉じ込められてしまうのでした。
続く第5話では、つかんだ脱出の手がかりを巨大なドラゴンに阻まれるも、ココの発案によって仲間たちが協力し、脱出に成功します。しかし、事件解決後には、キーフリーがなぜか事件について口外を禁じる不穏な展開が描かれていました。
ハラハラするストーリーや先行きの不穏さに、視聴者は「失敗を覚悟でドラゴンに挑もうとするアイデアに、めちゃくちゃグッときた」「4人娘の信頼関係が深まったけど、キーフリーの裏の顔が垣間見えて気になる」などの声があがっていました。
※『とんがり帽子のアトリエ』は、毎週月曜日23時よりTOKYO MXほかで順次放送中。Netflix、ABEMAなどでも配信されています。
※天崎滉平さんの崎は、正しくは「たつさき」です。
(LUIS FIELD)

