2026春アニメ、覇権争いの行方は? 1か月でフォロワー急増中の『日本三國』などダークホースが続々
2026年春アニメの放送開始からおよそ1か月がすぎ、X(旧:Twitter)のフォロワー数から「今期の顔」が見えてきました。爆発的な伸びを見せる「今期の顔」から盤石の続編まで、注目作を分析します。
今季の台風の目といえば?

2026年4月期のアニメ放送開始から約1か月が経過しました。今期は話題の続編から、SNSで一気に火がついた新作まで、非常に層の厚いラインナップとなっています。今回は、視聴者の熱量をダイレクトに反映する指標のひとつであるX(旧:Twitter)のフォロワー数に着目し、4月の動向から「今期の顔」となる作品を分析します。
●新作勢の台風の目は『日本三國』と『上伊那ぼたん』
新作アニメでもっとも勢いがあるのが、「マンガワン」(小学館)連載の衝撃作を映像化した『日本三國』です。放送前のフォロワー数は1.7万人ほどでしたが、放送が始まると重厚な物語と抜群の掴みのよさで約2.4万人増加、現在は4万人超えとなりました。
同作と同程度フォロワーを増やしているのが『黄泉のツガイ』と『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』です。『鋼の錬金術師』で知られる荒川弘先生の最新作である『黄泉のツガイ』はもともと5万人以上のフォロワーがいた一方で、女子大生とお酒を扱う『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』は1.7万人ほどでした。ただ同作は丁寧な映像作り、特にエピソードによって起用したクリエイターの個性を最大限に活かしている点が大きく話題になり、4月以降、累計で約2.1万人も急増しています。『日本三國』と『上伊那ぼたん』が今期のダークホースといえるでしょう。
ほかにも斬新なビジュアルが話題の『ニワトリ・ファイター』(約2万人→約3.6万人)や、美しい作画が光る『春夏秋冬代行者 春の舞』(約3.8万人→約5.1万人)も1.3万人以上の増加を記録しており、多種多様な新作が支持を集めているのが今期の特徴です。
●シリーズ作は「絶対王者」の帰還に沸く
続編・シリーズ作品では、『「Re:ゼロから始める異世界生活」4th season(喪失編)』が圧倒的な支持を集めています。現在のフォロワー数は81万人以上ですが、今期もすでに約1.6万人増加しています。TVシリーズだけで4期目になりますが、それでも物語的な面白さをキープし続けているからこその伸びでしょう。
同じくTVシリーズ第4期にあたる『ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season』や『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』も、『Re:ゼロ』に次ぐフォロワー数の伸びを見せており、これらの面白さも盤石といえます。「ゴールデンウィークにまとめてアニメを観てみたい」という人は、未見の場合、これらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
●まだまだダークホース候補は多数!
もちろんフォロワー数の多寡や増減が、面白さと完全に比例しているというわけではありません。物語も映像もヒキの強いロボットアニメ『スノウボールアース』や、とぼけた作風が愛らしい『クジマ歌えば家ほろろ』、ユニークさでは間違いなくトップクラスの『女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者の肋骨で」』や『こめかみっ!ガールズ』など、「まだ見つかっていない」だけのダークホース候補作はたくさんあります。今後、どんな作品が「覇権」へと駆け上がるのか、各作品の動向から目が離せません。
(はるのおと)



