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サッカーW杯参加国を「春アニメ」に例えると、日本代表は『日本三國』? 世界強豪が”深夜アニメ”に見えてくる魔法

間もなくFIFAワールドカップ北中米大会が開幕します。サッカーには詳しくないけれど、放送中のTVアニメには関心があるという読者の皆さんに向けて、日本代表の現在地を「2026年春アニメのXフォロワー数」に例えて分析を試みました。FIFAランク18位の日本代表、春アニメで相当する作品は……?

FIFAランキングを「春アニメ作品のXフォロワー数」に置き換えると?

サッカー日本代表は、春アニメにおける『日本三國』に相当? 画像は同作キービジュアル (C)松木いっか/小学館/日本三國製作委員会
サッカー日本代表は、春アニメにおける『日本三國』に相当? 画像は同作キービジュアル (C)松木いっか/小学館/日本三國製作委員会

 いよいよ2026年6月11日(木)から、フットボールの祭典「FIFAワールドカップ北中米大会」が開幕します。普段はアニメ視聴に勤しんでいるかたのなかにも、気になっている人はいるでしょう。しかし、アニメにはある程度関心はあっても、「世界各チームの力関係」までは詳しくない方も多いのでは。

 そこで、各国代表チームの力関係を、現在放送中の「2026年春アニメ」各作品の力関係に例えるという大胆な視点から、我らが日本代表の大会の行方を占っていきます。

 まずは、日本代表が置かれている現在地を整理しましょう。サッカー界においてチームの強さをはかる(ひとまずの)指標となるのが「FIFAランキング」です。開幕直前の6月5日に発表された最新のランキングにおいて、日本代表は18位に位置しています。

 この「18位」という強さを、2026年春アニメに置き換えてみたらどうなるでしょうか。アニメにおける「強さ」とは作品の面白さでしょうが、これは個人の主観によって大きく左右されます。そこで今回は「話題になっている作品=強い」という仮定を設け、2026年5月31日時点におけるX(旧Twitter)の公式フォロワー数をもとに順位をつけてみました(長期シリーズ作品は除外します)。

 このルールのもとで算出した結果、FIFAランキング18位の日本代表に相当するのは、18番目にフォロワー数が多い『日本三國』です。世界に挑む日本代表にあたる作品が、まさに日本の未来世界を舞台とした『日本三國』という結果に、なんとも不思議な運命めいたものを感じずにはいられません。

グループリーグの顔ぶれが「4大少年誌」の戦いに見える?

アニメ『よわよわ先生』キービジュアル (C)福地カミオ・講談社/「よわよわ先生」製作委員会
アニメ『よわよわ先生』キービジュアル (C)福地カミオ・講談社/「よわよわ先生」製作委員会

 閑話休題。この「FIFAランキング=春アニメフォロワー数」の見方を適用すると、日本がまずリーグ戦を行うグループFの組み合わせは以下のようになります。

8位:オランダ=『魔入りました!入間くん 第4シリーズ』(150,436人)
18位:日本=『日本三國』(63,089人)
38位:スウェーデン=『キルアオ』(31,915人)
46位:チュニジア=『よわよわ先生』(23,278人)

 この並びを見た瞬間、「え、これはいけそうじゃない?」と思った人も多いのでは。もしくは、筆者のように「これは4大週刊少年マンガ誌の代理戦争だ!(『日本三國』の原作はマンガワンだけど)」と思った人もいるかもしれませんが。

 確かに『入間くん』は非常に強力です。作中における「音楽祭」のエピソードは原作ファンの期待通りに素晴らしいクオリティでしたが、今クールのちょうど中盤で大きな山場を迎えた配置は、スポーツの大会に例えるなら少々ピーキングに失敗したと言えるかもしれません(もちろん、その後の面白さも安定しているのは言うまでもありません)。

 一方、『キルアオ』は、これからハチャメチャに強いキャラクターが次々と登場する作品のイメージ通り、前線に強力なタレントが揃っていて非常に不気味な存在です。しかし、『よわよわ先生』(の先生)は文字通り弱い。これは明らかな事実であるため、日本代表(『日本三國』)としては確実に1勝をあげて「勝ち点3」を見込めるでしょう。

 今大会からはレギュレーションが変更され、各グループの3位であっても勝ち点「3」さえあればグループリーグを突破できる可能性があり、勝ち点「4」あれば突破は濃厚です。そのため『入間くん』や『キルアオ』に対して引き分け以上の結果をつかみ取れば、決勝トーナメント進出はほぼ確定となります。アニメ化以降に人気が急上昇している『日本三國』の勢いをもってすれば、勝ち上がりは現実的といってよいでしょう。

「いや、『日本三國』の作中の日本は3つに分裂しているじゃないか!」とツッコミを入れるかたもいるかもしれません。しかし、今回の日本代表にはリーダーシップあふれるベテラン選手や頼れるコーチ陣が揃っており、さらに経験豊富な吉田麻也選手までサポートプレイヤーとしてチームに加わる念の入れようです。たとえチームが分裂しかけるような危機に直面したとしても、『日本三國』の主人公・三角青輝のように、すぐれた知略で上手くマネジメントしてくれるはずです。

決勝トーナメントでの躍進もイメージできる?

サッカー界の圧倒的強者ブラジルは、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 第2期』に相当? (C)佐伯さん・SBクリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会
サッカー界の圧倒的強者ブラジルは、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 第2期』に相当? (C)佐伯さん・SBクリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会

 さて、日本代表(『日本三國』)が決勝トーナメントに進出したとして、その先はどうなるでしょうか。

 まず、各代表チームのランキングを春アニメフォロワーランキングに置き換えた指標にもとづき、それぞれのグループを突破してくるチームを予測しました。そのなかから決勝トーナメント初戦で日本代表の相手となりそうなチームは、以下の3つです。

6位:ブラジル=『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 第2期』(341,237人)
7位:モロッコ=『ダイヤのA actII Second Season』(156,710人)
3位:フランス=『転生したらスライムだった件 第4期』(453,494人)

 サッカーファン目線で見れば、「どの順位で突破しても世界屈指の強豪しかいない」と、絶望するような面々です。しかしアニメファン目線で見ると「2期になってイチャイチャばかりしているブラジル」(それが素晴らしく面白いのですが)をはじめ、何となく勝てそうなイメージが見えてこないでしょうか。

 このように、世界の強豪がひしめくワールドカップの戦いも、アニメに例えて見ることで、また別の「新しい景色」に見えてきます。これからの1か月間、寝不足に気をつけながらサッカーとアニメのどちらも全力で追いかけ、歴史的なクライマックスを満喫しましょう!

(はるのおと)

【画像】「えっマジか(笑)」「勝てそうな気がする?」これが、W杯参加国を「春アニメ」に置き換えたグループリーグ一覧です(7枚)

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はるのおと

アニメやマンガ、ゲーム、デジタルガジェットに関するライター・編集。週に65本くらいTVアニメを楽しみながら、大体アニメ関係のメディアや雑誌やムックや公式サイトなどでテキストを書いています。著書に「90年代アニメ&声優ソングガイド」(DU BOOKS)など。いつでもお仕事募集中。
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