『鬼滅の刃』制作会社が買った「歴史的建物」 何に使うのか? 「町おこし」にとどまらない可能性も
アニメ制作会社の「ufotable」が、「旧みずほ銀行徳島支店」を取得したと発表しました。ルネサンス様式を採り入れた、剛毅かつ優美な雰囲気を併せ持つ築98年の建造物で、徳島大空襲の際に焼夷弾の直撃にすら耐えています。いま、ufotableはなぜこの建物を手に入れたのでしょうか?
アニメと地方振興の最極地になる?

2026年5月11日、アニメ制作会社の「ufotable(ユーフォーテーブル)」が「旧みずほ銀行徳島支店」を取得したと発表しました。これは昭和3年(1928年)に阿波農工銀行本店として建設された築98年の歴史的建造物で、徳島大空襲の際に焼夷弾の直撃にすら耐えています。徳島市景観計画で重要な景観形成地域に指定されている新町橋通り周辺に位置しており、みずほ銀行が徳島駅前に移転してからは再利用方法が模索されていました。
ufotableは今回の建物取得について「これまでの活動をさらに深化させ、徳島の歴史ある建造物を次世代へ繋ぐと共に、新たなエンターテインメントの拠点として活用することを目的としています」と発表しています。
ufotableのこれまでの活動を顧みれば、2000年の立ち上げからわずか26年で、信じられないほどの栄達を遂げています。創設時からはしばらく北池袋で活動し、『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』や『フタコイ オルナタティブ』『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』など良作を送り出しました。
2009年には近藤光代表の地元である徳島にスタジオを開設。『空の境界』や『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]』でさらに名を上げ、『鬼滅の刃』のアニメーションクオリティは社会的ムーブメントを引き起こすほどとなりました。


