『ポケモンSV』どうみても「スイクン」のご先祖?『金銀』世代直撃な新ポケ、「3犬」登場に期待も
古代と未来をテーマにした『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。注目は既出ポケモンの「太古の姿(?)」と「近未来の姿(?)」です。先日は、どうみても太古のスイクン「ウネルミナモ」が発表。『金・銀』ファンであれば、今後、エンテイ・ライコウの新しい姿が実装されることに期待してしまいます。
過去作伝説ポケモン(?)が「過去」と「未来」から参戦

Nintendo Switch『ポケットモンスター スカーレット バイオレット』(以下、ポケモンSV)にて、最新作のレアポケモンがゲットできる「期間限定イベント」が催されています(2023年2月28日深夜0時より3月13日(月)の朝8時59分まで)。
対象の2体は「ウネルミナモ」に「テツノイサハ」。
ポケモンらしからぬ名前(?)に惑われるかも知れませんが、前者は恐竜を連想させる野生み溢れる「スイクン」。後者はメタリックな質感が近未来を思わせる「ビリジオン」と酷似しております。
原型となるいずれの種も、過去作に登場した「伝説のポケモン」としてお馴染みです。
● ゲームボーイカラー『クリスタル バージョン』の顔に抜擢される「スイクン」
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』に登場した「ビリジオン」……と、似て異なる「テツノイサハ」の人気もさることながら、話題は「ウネルミナモ」に偏っているようです。
理由を推測するに、まず、モデルとなった「スイクン」の知名度があげられるでしょう。1999年に発売されたゲームボーイ『ポケットモンスター 金・銀』(以下、金銀)に初登場、翌年にはパッケージを飾る『クリスタル』バージョンも発売された「スイクン」は時代をこえて根強い人気を誇るポケモンです。
● 新作では『金銀』世代のポケモンが脚光をあびている?
近年『ポケットモンスター』シリーズは、プレイヤーの世代交代を強く意識して作られており、過去作に登場したポケモンが装いを新たに登場する試みが広く採用されています。こと、『ポケモンSV』には初出『金銀』のポケモンに強いスポットがあたっているようです。
たとえば「ノコッチ」や「キリンリキ」は20余年の時を経て、新しい進化姿が付与されました。最新作の舞台、パルデア地方では水色の「ウパー」も茶色い姿をしています。
先述の通り、伝説のポケモンとて例外ではありません。
どう見ても「スイクン」をモチーフにした「ウネルミナモ」の発表は、今後のDLCに『金銀』世代、ジョウト地方のポケモンの活躍を期待してしまうニュースでもありました。