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アイデア一つだけもってこい! VTuber特化のクラファン企画、会場・技術も提供

資金や技術だけでないバックアップ効果

金額に応じた支援フローの一例(画像:CAMPFIRE)
金額に応じた支援フローの一例(画像:CAMPFIRE)

 VTuberに特化したクラファン企画「TUBERISE」が画期的なのは、参加者が受けられるサポートが資金や技術だけではないという点です。

 まず、自分のアイデアをクラファンサイトに掲載することで、資金額というわかりやすい形でアイデアの良し悪しを評価することもできます。いわばVTuberの「登竜門」として、胸を借りるような形で活用することもできるというわけです。

「TUBERISE!」の担当者は、再生数獲得にのびなやむ配信者が数多くいる現状を見て、「良いアイデアと改善すべき点が見られるアイデアには大きな差があり、きちんと運営まで漕ぎつけるには、事前に莫大な勉強が必要です」と指摘しています。

 仮にクリエイターがひとりでVTuberを始めたとしましょう。ローンチ後も安定した継続が可能であるか、ファンを獲得し続けることができるかどうか……といった不安に対し、「TUBERISE!」のようなプロジェクトは、優れたアイデアを形にして世に送り出し、「売れるコンテンツ」「見続けてくれるコンテンツ」へとブラシュアップしていく役割も果たしていくでしょう。

「TUBERISE!」プロジェクトを経て人気を得たキャラクターたちについては、別のキャラクターとの合同ライブや合同イベントの企画も用意されているといいます。さまざまな分野でVTuberの可能性が見い出されるなか、今回のクラウドファンディングによってどのような斬新なアイデアが実現するのか、注目したいところです。

(マグミクス編集部)

【画像】例えばどんなVTuber企画が? 過去のクラファン事例を見る(7枚)

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