「こいつ喋るぞ…!」アムロ搭乗の「ガンダム」がやはり格別だと思わされたシーン選
ガンダムには(文字通り)「耳を疑う機能」があった…?

●ジオンのMSにはなかった「大気圏突入性能」およびその装備
ガンダムは、単独で大気圏へ突入できます。
たとえばジオンのMS「ザクII」が、地球の重力につかまり大気圏へ落下すると、「空力加熱」と呼ばれる現象により機体は高温化し、溶けて燃え尽きてしまいます。
その点、ガンダムには「冷却シフト」機能および機体全体を覆う「耐熱フィルム」が備わっており、第5話「大気圏突入」にて、それらを活用したシーンが描かれました。
地球連邦軍のホワイトベースが地球へ降下する際、そこにシャアの部隊が襲い掛かります。大気圏ギリギリの戦いで、ガンダムと交戦していたジオン公国軍のザクIIは地球の重力に引かれてしまい、上述のように燃え尽きてしまいました。同様にアムロが乗るガンダムも重力にとらわれ、絶体絶命のピンチに陥ります。
しかしアムロは、ガンダムのマニュアルから本機が単独でも大気圏に突入できる方法を発見、上述した「耐熱フィルム」を展開し、機体を冷やす「冷却シフト」へ移行することで、無事に地球へ降下し、危機的な状況を乗り切るのでした。
物語世界の常識的に考えて、MSにはまず搭載されることはなさそうな装備および機能ながら、アムロはかなり冷静にマニュアルを見返し発見しています。ガンダムの設計に大きく関わったという父親のテムなら「こんなときのためになにか用意しているはず」と考えたのかもしれません。さすが親子、通じるものがある、といったところでしょうか。
ちなみに劇場版では、「耐熱フィルム」は「耐熱フィールド」に変更され、シールドを機体の前に構えて大気圏に突入する描写がなされていました。
●おしゃべり機能(?)搭載!(ただしハロのほうが饒舌)
ガンダムには、機体が戦闘困難な状態になると、なんと喋りだす機能が搭載されています。第18話「灼熱のアッザム・リーダー」にて描かれました。
アムロとガンダムは、ジオン公国軍の移動重機関砲座「アッザム」との戦闘で、4000度の熱を生成する「アッザム・リーダー」の攻撃を受け窮地に立たされます。すると、ガンダムのコックピット内で「パイロット及び回路を保護するため、全エネルギーの98%を放出中」と謎の声が響き渡るのです。
それまでこのような描写はなく、あまりに突然で、甲高いロボットのような声でした。コックピット内にはアムロしかいないため、これはガンダムが喋っているととらえた方がいいのでしょう。アムロは声の出どころなど気にもせず、「98%? それじゃ動けない!」と驚いていました。
「喋る」は少々言い過ぎだったかもしれませんが、ともあれこの音声案内とでも呼ぶべき機能は、これ以降、描かれたことはありません。
(LUIS FIELD)


