「完成度すごっ！」『鬼滅の刃』“胡蝶しのぶ“美麗コスプレに「かわいい」「美しい」と称賛の声

コスプレ歴わずか1年半とは思えないクオリティーの高さ

　コスプレイヤーの「ちだ」さんがX（旧Twitter）に投稿した『鬼滅の刃』胡蝶しのぶのコスプレ写真が話題を集めています。古風なロケーションとノスタルジックな色味が作品の大正時代を見事に表現。彩度を抑えた背景の屋敷が、しのぶの華やかな羽織と美貌を一層際立たせています。衣装へのこだわりや制作の裏側について、ちださんご本人にお話を伺いました。

――コスプレを始めたきっかけ、これまでのコスプレ歴を教えてください。

　コスプレ歴は1年半くらいです。もともとアニメやマンガが好きで、2.5次元舞台をよく観劇していました。そのなかで「自分も二次元のキャラクターになりたい」と思うようになり、コスプレを始めました。

――普段はどんなコスプレ活動をしていますか？

　ゲームは『崩壊:スターレイル』、マンガだと『鬼滅の刃』や『チェンソーマン』などの少年誌の作品のコスプレをすることが多いです。

――今回、しのぶのコスプレをしたきっかけはなんだったのでしょうか？

　今年の夏に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を見たことがきっかけです。もともと大好きなキャラだったのですが、今回の映画での活躍を見て自分のコスプレで表現してみたいという気持ちが強くなりました。

――実際にコスプレするにあたって工夫した点、大変だった点を教えてください。

　自分が納得できる完成度まで持っていくのが大変でした。やはり推しのコスプレとなると自分が求めるクオリティーがどうしても高くなってしまうので……。

　しのぶさんは特に衣装とウィッグにこだわりました。しのぶさんの髪飾りは一から作りました。形も少しだけ角度をつけたかったので、中に針金を入れて自由に動かせるようにしました。

　羽織は色と長さにこだわった結果、買い直しを繰り返していつの間にか3着目になってしまいました。ウィッグは購入の段階で後ろをお団子に結んであったのですが、しのぶさんは原作の形通りの後頭部のボリュームのないセットにしたかったので、透けないギリギリのラインまで中央部分の毛をカットして理想の形にしました。

――撮影で印象に残る記憶はありますか？

　しのぶさんの撮影の時には、通りかかった男性に「映画見ました！しのぶさんかっこよかった！」と声をかけてくれました。作品が好きな方に褒めていただけたことがとても嬉しかったです。