河合優実主演の朝ドラ『ほんのモキチ』のモデル夫婦は13歳差 夫役で妻夫木聡、磯村勇斗など期待の声多数
河合優実さんの、「夫役」は誰がふさわしいのでしょうか。
8作も共演している俳優も

2026年6月4日(木)に、俳優の河合優実さん(25歳)が、2028年前期のNHK連続テレビ小説『ほんのモキチ』の主演に決まったことが発表されました。日本を代表する歌人・斎藤茂吉と、妻・輝子をモデルにした「朝ドラ史上最も不仲な夫婦」の物語で、脚本を手掛けるのは河合さんの認知度をさらに高めた2024年のヒットドラマ『不適切にもほどがある!』ほか多数のヒット作で知られる、宮藤官九郎さんです。
まだキャストは河合さんしか発表されていませんが、ネットではさっそく「夫」役は誰がいいか、さまざまな声が出ていました。
モデルの斎藤茂吉(1882年~1953年)と、輝子(1895年~1984年)の夫婦は13歳の年の差があります。精神科医で政治家の父・斎藤紀一の次女として生まれた輝子は、青山脳病院のお嬢様として育った人物です。跡取りを探す父によって、輝子は9歳で茂吉(旧姓:守谷)と婚約し、彼女が10歳のときに茂吉が婿養子の候補として養子縁組で斎藤家に入りました。そして、1914年4月、当時31歳の茂吉は19歳の輝子と結婚しています。
ドラマ上の役名は主人公が「杜(もり)テル子」、夫は「杜モ吉」となると発表されました。モ吉役には、河合さんと共演経験のある俳優に期待が集まっているようです。もちろん、『ほんのモキチ』で河合さんと初共演となるキャストが選ばれる可能性もありますが、過去に恋人や特別な関係の人物を演じた人が起用された方が、盛り上がるのは間違いないでしょう。
河合さんが「朝田蘭子」を演じ、朝ドラ初出演作となった『あんぱん』(2025年)の主演、今田美桜さんと夫役の北村匠海さんは、その前に実写『東京リベンジャーズ』シリーズで恋人同士の役を演じていました。そういった「再共演」を期待するファンからは、『あんぱん』で戦死してしまった蘭子の恋人「原豪」を演じた細田佳央太さんの名前が出ています。しかし、細田さんは2001年生まれで河合さんより1歳年下なので、今回の夫役には合っていないかもしれません。
ほかに、SNSで名前が出ていた過去作共演者を見てみましょう。『あんぱん』の終盤で蘭子と恋仲になった、「八木信之介」役の妻夫木聡さんは、現在45歳で河合さんの20歳上ですが、若々しい妻夫木さんなら初めて出会う20代前半の時期から晩年まで、違和感なく演じられそうです。また、『不適切にもほどがある!』で共演した磯村勇斗さんは、河合さんの8歳年上で『ひよっこ』の「前田秀俊」役で朝ドラファンの認知度も高く、こちらもあり得そうなキャスティングといえます。
そのほか、年齢差的にちょうどいいのは、『あんぱん』『不適切にもほどがある!』ほか、映画『四月になれば彼女は』『ナミビアの砂漠』(2024年)など、河合さんと8作も共演(直接の共演シーンがない作品も含む)している中島歩さん(37歳)です。河合さんとは12歳差ですし、これまで明治や昭和の男を多数演じているので、モ吉役にもハマるのではないでしょうか。
また中島さんと同じ1988年生まれの俳優では、2022年の映画『愛なのに』で河合さん演じる女子高生に想いを寄せられる主人公を演じた瀬戸康史さんや、映画『ある男』(2023年)『悪い夏』(2025年)で共演した窪田正孝さんもいます。
なかには『不適切にもほどがある!』で河合さんと親子役を演じ、『あんぱん』での再共演も話題になった阿部サダヲさんが茂吉役ではないか、と予想する声までありました。阿部さんは現在56歳で河合さんとは30歳差ですが、宮藤さんの脚本作品の常連でもあり、20代から70代の晩年まで演じられそうではあります。モ吉役ではなくとも、また河合さんの父親役を演じるなど『ほんのモキチ』に出てくる可能性は高いでしょう。
誰がキャスティングされるにしても、今回の夫役は河合さんと不仲な場面を多く演じることになります。輝子は茂吉の体臭を嫌って、「おお臭い」と言った逸話までありますが、いったい誰が起用されるのでしょうか。
参考書籍:『猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方』(新潮社)
※本文を修正しました。(2026年6月4日17:18)
(マグミクス編集部 映画・ドラマ担当)
