『あつ森』がもう2周年! 「放置」の結果が怖いけど、再プレイしたい理由
比較の目がなくなった『あつ森』は、今さらだから面白い

プレイヤーが感じるもうひとつの今さら感は、2年間連続してプレイし続けていた熱狂的ファンとの差を埋められないことにあるのではないでしょうか。
表現の場としても強い着目を集めた『あつ森』は、企業とのコラボマイデザインが配布されたり、地方観光協会がPRに活用したり、島や家を、第三者に魅せるプレイに価値がおかれていました。
とは言え、プレイヤー全員が新要素を内外装に取り組む「匠」のようなプレイができるわけではありませんし、やはり発売年と比較すると、SNSへの『あつ森』関連の投稿自体も頻度も減少傾向にあります。
つまるところ、プレイしない間にどんどん仕様が変わって行ったほか、自分自身に凄腕プレイも見込めないことに、再スタートの腰が重くなってしまう一因があると、推測できます。
しかし、「システムが全て出そろい、他人の目が介在しなくなった今こそ『あつ森』が『どうぶつの森』シリーズとしてスタートラインに立った」と、言い換えることもできるでしょう。
新型コロナウィルス流行のあおりを受けて思わぬ目立ち方をした本作は、SNSとの親和性の高さから、本来存在しないはずの競争尺度を生み出しましたが……慌てるように「素敵な」プレイを追い続け、疲弊するゲームではありません。
アップデート情報含め、これ以上他人を意識しなくてよくなった今こそ、ゆっくり本作を楽しむ準備が整った、ととらえることもできます。
発売から2年でブームは去りましたが、『あつ森』の本来の面白さは「気が付いたら2年を迎えていた……」当たり前すぎる日常のなかにこそあるのかもしれません。
(ふみくん)






