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『ワンピース』初期キャラの懸賞金安すぎない? 首領クリークはまさかの1700万ベリー

『ONE PIECE』の登場キャラに掛けられる懸賞金は、強さを表す指標ともなっています。そんななか、ネット上では「首領クリークの1700万ベリーとアーロンの2000万ベリーは安すぎないか?」という声が聞かれます。初期の敵であるふたりの懸賞金が低いワケとは? ネット上の考察も交えて紹介します。

アーロンの懸賞金は低くなるよう操作された?

クリークやアーロンとの戦いも収録されたDVD『ONE PIECE エピソード オブ東の海 ~ルフィと4人の仲間の大冒険!!~』(エイベックス・ピクチャーズ)
クリークやアーロンとの戦いも収録されたDVD『ONE PIECE エピソード オブ東の海 ~ルフィと4人の仲間の大冒険!!~』(エイベックス・ピクチャーズ)

 人気マンガ『ONE PIECE』に登場する海賊たちには、さまざまな額の懸賞金がかけられています。50億クラスの懸賞金を誇るキャラもいるなか、逆にネット上では初期の敵に関して「首領(ドン)クリークとアーロンの懸賞金が安すぎる!」と話題になっています。

 クリークは50隻の船と5000人の部下を従えた、イーストブルー最大の海賊艦隊の首領です。サンジの古巣である海上レストラン・バラティエに空腹状態で現れ、食べ物を恵んでもらいました。そして「絶対に店には手を出さない」というギンとの約束を破り、バラティエを乗っ取ろうとします。

 上記の卑劣さだけでなく、勝利のためならどんな卑怯な戦法もいとわず、「猛毒ガス弾(M・H・5)」といった武器も使用しました。それ以前にも数々の悪事を働いていたにもかかわらず、懸賞金は1700万ベリーとかなりの安さです。ネットでは「登場したのが最近なら、億単位の懸賞金がかかるくらい悪質では?」との声も聞かれました。「グランドラインにいる海賊と比較しての強さはともかく、極悪な海賊団なのは間違いないんだから何とかしなきゃ」「海軍本部から大佐クラスひとりくらい派遣してもいいのに」「イーストブルーが見捨てられすぎ」と、海軍の対応がおかしいとの声もあります。

 また、初期の絶望感が凄かった強キャラとしてよく名前が挙がっているのが、魚人族のアーロンです。人間を下等種族とみなして支配下に置き、ナミの故郷であるココヤシ村からお金を巻き上げていました。ナミの義理の母であるベルメールを殺害した挙句、「1億ベリー集めれば村を解放する」と嘘をついてナミを利用するなど悪どさが際立ちます。

 もともとフィッシャー・タイガー率いるタイヨウの海賊団に在籍していたアーロンは、ジンベエ(元・王下七武海)と肩を並べたと言われるほどの実力者です。「ポテンシャルの高さを考えると2000万ベリーは安すぎ」という声が聞かれます。

 ネット上ではさまざまな考察が飛び交っていますが、アーロンには海軍支部大佐のネズミと裏で手を組んでいたという設定があります。「敢えて低く設定していた可能性がある」「ネズミに賄賂を送って悪事を隠ぺいしたのかも」といった意見が多く見られました。

 読者のなかには、当時のアーロン戦に恐怖を覚えた人も多いよう。「アーロンに絶望感を持った」「サンジとの水中戦、今思い出しても怖い」といった声が聞かれました。アーロンへの恐怖心に、懸賞金が追いついていないという気持ち的な側面も少なからずありそうです。

 理由があるにせよ、クリークもアーロンも、強さや行った悪事に対して懸賞金が安すぎるのは間違いありません。「偽麦わらのルフィ」として活動していたデマロ・ブラック(2600万ベリー)や、フォクシー(2400万ベリー)ですら彼らより懸賞金が高いため、「世界政府がイーストブルーに予算を回す気がないのでは」「クリークはグランドラインから逃げ帰ってるし、どうせ淘汰されると思われて安く設定されていた可能性もある」など、さまざまな意見が飛び交っています。

(マグミクス編集部)

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