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弾道ミサイルも登場!『大戦略』のシステムソフト作品を振り返る 「PC-98」発売40周年で

『信長の野望』と人気を二分したシミュレーション

Window向けに発売されている「天下統一ADVANCE」(システムソフト・ベータ)
Window向けに発売されている「天下統一ADVANCE」(システムソフト・ベータ)

 そしてシステムソフトといえば、「天下統一」シリーズも忘れることはできません。

 初代『天下統一』は1989年にPC-98対応タイトルとして発売され、城や街道もシミュレートの対象となっており、国単位で争う『信長の野望』シリーズと比較して勢力争いの細やかさが印象的でした。

 1991年には『天下統一II』が発売。武力以外にも外交での天下統一を目指せる柔軟なプレイが可能となっています。1992年には『天下統一II パワーアップセット』も発売。独自のシナリオを追加できるシナリオエディタも開発され、プレイヤーたちが独自のシナリオを作り上げてゲームの中に入れ込めるようになるなど、根強い人気を誇るタイトルとなりました。

 なお、ゲームデザインを務めたのは黒田幸弘氏。1987年に『D&Dがよくわかる本』を世に送り出し、日本のテーブルトークRPG普及に大きく貢献したことでも知られている人物です。

 システムソフトはその他にもRPG『ティル・ナ・ノーグ ダーナの末裔』やコンバットフライトシミュレーション『エアーコンバット』など印象的なタイトルを数多く発売していますが、特筆すべきタイトルとしては月刊ゲーム誌「コンプティーク」の読者参加型ゲームをPCゲーム化した『ロボクラッシュ』が挙げられるでしょう。

『ロボクラッシュ』はさまざまなパーツを組み合わせて自律型のロボットを作って戦わせるゲームで、戦闘開始後はプレイヤーがコントロールすることはできません。考え抜いて作り上げたロボットが敵のロボットと戦う姿を見ながら手に汗握り応援していた記憶は、今も忘れ難いものがあります。

 システムソフトはすでにゲームの開発からは手を引いていますが、残した足跡は非常に大きなものがあります。

 何もかも忘れ、熱中できた時間をありがとう、システムソフトさん。

(早川清一朗)

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