無敵すぎ!『ジョジョ』の「100%勝てた」スタンド 「負け方がもはや理不尽」
あとちょっとで世界を滅ぼしていたスタンド
●第6部「ボヘミアン・ラプソディー」

TVアニメの記憶も新しい第6部で登場した敵・ウンガロのスタンド「ボヘミアン・ラプソディー」は、彼がスタンド能力をしっかり検証していれば、「なんでもあり」で世界を滅ぼしていたはずの、とてつもないチート能力を持つスタンドでした。
「ボヘミアン・ラプソディー」は、絵画や小説、マンガ、絵本などに登場するあらゆる「キャラクター」を実在化させるもので、創作のエネルギーを利用するためその射程距離は「全世界」に及ぶ、という桁違いの広さです。そして、実体化したキャラクターに心を惹かれた者は、「精神」と「肉体」が分離し、精神は「実体化したキャラクターの物語」に沿って行動させられ、最終的には死亡します。
また、このスタンドの攻撃対象は、実体化したキャラクターを知っている人物、その時にそのキャラに感銘を受けた人物に対して行われるため、被害は無制限に出続けました。さらに、実体化したキャラクターを攻撃してしまうと、そのキャラクターの存在が世界から消えてしまうため、このスタンド発動し続けていれば、ウンガロの「自分を見下してきた社会を滅茶苦茶にし、希望の無い社会へ叩き落とす」という邪悪な欲望が満たされることになるのです。
このスタンドの弱点は、本体・ウンガロへの直接攻撃、またはウンガロ自身が「物語のシナリオ」に巻き込まれてしまうことです。そのため、ウンガロは能力発動時に、飛行機で上空にいることで弱点を克服し、空から混乱に陥った世界を見物していました。しかし、ウェザー・リポートが「実体化したゴッホの自画像」を脅迫し、「実体化したキャラクターを元に戻す設定のキャラクター」を描かせることで、ウンガロはスタンド能力を封じられたのです。
ウンガロの敗因は、まだスタンド使いになったばかりで、自身の能力についてしっかりと把握していなかった点に尽きます。即興で作られたキャラクターでも実体化できることを知っていれば、ウェザー・リポートの戦法への対策も容易で、自身の手で好きなキャラクターを作り出し、あらゆる願いを叶えることができたでしょう。
(SU_BU)