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長期休載続いた名作マンガ←今はどうなってる? 再開後に判明した新事実と最新進捗

『ルリドラゴン』『HUNTER×HUNTER』『リアル』は、いずれも長期休載を経験し、連載再開の際に大きな注目を集めた作品です。連載再開が報じられてから数年が経過した現在、各作品はどのような形で連載が続いているのでしょうか? 改めてその現状を振り返ります。

掲載形態を変えた『HUNTER×HUNTER』の現在

画像は、『HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編』Blu-ray BOX(バップ)(C)POT(冨樫義博)1998年-2011年 (C)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
画像は、『HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編』Blu-ray BOX(バップ)(C)POT(冨樫義博)1998年-2011年 (C)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス

『ルリドラゴン』『HUNTER×HUNTER』『リアル』……。これらは、いずれも長期にわたって「休載」していた作品です。多くの読者が再開を待ち続けてきた人気作だけに、動きがあった際のニュースは大々的に報じられ、ファンでなくとも自然と耳に入ってきます。しかし、連載再開後の掲載状況や現在の動向まで把握している人は、意外と少ないのではないでしょうか?

 眞藤雅興先生の『ルリドラゴン』は、ある日突然頭にツノが生えた女子高生「青木ルリ」の学園生活を描く日常系マンガです。それまでの「週刊少年ジャンプ」(集英社)ではあまり見られなかった斬新な作風が注目を集め、「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」では1位を獲得するなど各所で話題を呼びました。

 しかし2022年8月、眞藤先生の体調不良により、連載開始からわずか6話で「無期限休載」を余儀なくされます。連載再開に関するニュースが報じられたのは、それからおよそ1年半後のことで、合わせて第12話からデジタル版「週刊少年ジャンプ」および「少年ジャンプ+」へ移籍することが発表されました。

 移籍後は隔週連載となり、2026年1月26日時点で第44話までが配信されています。3月4日(水)には最新5巻の発売を控えているほか、2025年12月には京都アニメーション初の「ジャンプ」作品としてTVアニメ化も告知されました。放送までには時間がかかるものの、作品を取り巻く注目度はいまも高まり続けています。

 一方で、連載再開後に再び休載状態となっているのが、冨樫義博先生の『HUNTER×HUNTER』です。本作が初めて長期休載に入ったのは、「キメラ=アント編」が展開されていた2006年頃のことでした。それ以前にも休載は見られましたが、この時期を境に休載期間が長期化し、連載がたびたび中断されるようになります。

 休載期間は最長で約3年11か月にも及び、のちにその理由が「深刻な腰痛」であったことも明かされました。こうした事情を踏まえ、『HUNTER×HUNTER』は週刊連載を終了し、第401話から「週刊連載ではない掲載形態」へと移行します。2024年12月9日発売号では第410話が掲載されましたが、以降は再び休載が続いている状況です。

 ただ冨樫先生の公式X(旧:Twitter)では、2026年1月20日に第415話の原稿が完成し、1月28日には第421話の「セリフ入れ」と「表紙用カラー」が完了したことが報告されています。近年は10話ごとに休載を挟む掲載ペースが続いていることから、そう遠くない時期に続報が届けられる可能性もありそうです。

 井上雄彦先生の車いすバスケマンガ『リアル』も、約4年半ぶりとなる連載再開が大きな話題を呼びました。本作は累計発行部数1600万部を超える人気作である一方、当初から不定期連載という形でスタートした作品でもあります。そのため刊行ペースは決して早いとはいえず、物語の進行もゆるやかに描かれてきました。

 そうした流れのなかで、2014年に長期休載へと入り、2019年5月に連載再開が発表されます。当時は14巻で長らく止まっていた単行本も、現在は16巻まで発売されており、2026年1月7日には井上先生自ら「新刊17巻の準備も進行しとります」と自身のX(旧:Twitter)で告知しました。

 また連載に関しても、ここ最近は3か月に1回のペースで最新話が掲載されており、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)2025年2月27日発売号では、連載100回目に到達しました。長期休載を経た現在も、『リアル』は確かな歩みで物語を紡ぎ続けています。

(ハララ書房)

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ハララ書房

エンタメ記事専門の編集プロダクション。漫画・アニメ・ゲームはもちろん、映画やドラマ、声優にも精通。メイン・サブを問わず、カルチャーの最前線を追いかけていきます。

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