『名探偵コナン』例の薬物に新たな説が浮上?「身長が1ミリも伸びていない」
2023年に公開された新作映画が、歴代最高の興行収入を記録した『名探偵コナン』。マンガのほうでは、物語の元凶ともいえる薬物「APTX4869」にまつわる新情報が明らかになり、コナン好きの界隈をざわつかせました。ファンの間で噂されている「新たな説」とはどんな内容だったのでしょうか。
「コナンの身長が1ミリも伸びていない?」その事実が意味するものは?
青山剛昌氏による推理マンガ『名探偵コナン』は、2023年4月に公開された新作映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』が歴代トップとなる138億円を記録するなど、圧倒的な人気を誇るミステリー作品です。
いまだ明らかになっていない謎も多く、ファンの間でさまざまな考察が行われていますが、2023年になって薬物「APTX4869」にまつわる新情報が出たことにより、新たな説が浮上しました。
「APTX4869」とは、『名探偵コナン』の物語の冒頭で工藤新一が「黒ずくめの組織」に無理やり飲まされた試作段階の毒薬です。しかし新一は死亡することなく、副作用によって体が幼児化し、江戸川コナンを名乗って生きることになります。
「黒ずくめの組織」が、何のためにこの薬を研究・開発していたのかは謎に包まれたままで、これまでの描写から「不老不死、あるいは若返りを実現するために研究しているのでは?」と思われていました。
しかし、2023年4月12日発売の「週刊少年サンデー」(小学館)に掲載された1110話にて、コナンが「オレ、1ミリも背が伸びてねぇんだよ…」「これって薬のせいじゃねぇよな?」と疑問を抱くシーンが話題になります。
「APTX4869」の開発者で、自身も幼児化している灰原は「バカね… そんなわけないでしょ?」と返しましたが、その直後、神妙な面持ちでコナンを見つめるカットが描かれていました。
この意味深なやりとりがあり、ファンの間では「APTX4869」の効能に関する考察が再燃しました。これまで「不老不死の薬」「若返りの薬」などの説が有力視されてきましたが、今回のコナンの発言を受けて「若返ったうえで年齢停止」「若返りではなく変身」など、新たな説がささやかれています。
実は「APTX4869」の効能について、「黒ずくめの組織」のNo.2である「ラム」も、「若返り以上の何かが隠されている」ことを匂わせる描写があり、そこにコナンの身長の話が出たこともあって波紋を広げました。