『名探偵コナン 隻眼の残像』序盤で「困惑…」 なぜサメが「ワニ」と呼ばれるの?
好評上映中の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』には、毛利小五郎の同僚「鮫谷」が登場します。彼の名前は「サメ」なのにもかかわらず、なぜか「ワニ」というあだ名で呼ばれていました。いったいなぜなのでしょうか?
青山先生の出身地と関係が?

2025年4月18日より上映中の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が、前作を上回る興行収入と観客動員数で注目を集めています。アニメシリーズ「名探偵コナン」の劇場版28作目となる『隻眼の残像』は、「毛利小五郎」と長野県警の隻眼の警部「大和敢助」を中心に物語が展開されます。そして『隻眼の残像』でもうひとり、重要なカギを握るのが毛利小五郎の警察時代の同僚「鮫谷浩二」でした。
※この記事では『隻眼の残像』の内容に触れています。
鮫谷は、通称「ワニ」と呼ばれ、警視庁刑事総務課・改革準備室に所属する人物で、小五郎が刑事時代の仲の良い同僚でした。10か月前に長野県の未宝岳で起きた雪崩事故を捜査していた鮫谷は、事件ファイルに乗っていた小五郎に連絡を取り、後日会う約束を交わします。
そのなかで、疑問なのが鮫谷のあだ名です。なぜ「さめたに」なのに、「ワニ」と呼ばれているのでしょうか?
実は、このあだ名は鮫谷の地元の方言がもとになっていました。鮫谷の地元である鳥取県や、その隣の広島県(特に山の方)では、「サメ」を「ワニ」と呼ぶ風習があるのです。
「サメ」を「ワニ」と呼ぶ理由は古語から来ているようで、古事記の神話「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」に登場する「和邇(ワニ)」も「サメ」のことだと考えられています。
特に広島県では、郷土料理として「ワニ料理」が提供される店もあります。実際に「ワニ料理」を食べた人に話を聞いたところ「くさみがなく、あっさりとした味わいが絶品」とのことです。
ちなみに原作者である青山剛昌先生の出身は鳥取県北栄町です。今回の鮫谷のあだ名は地元の方言を参考に生み出されたことが分かります。青山先生自身も、実際にワニ料理を食べていたのか気になりますね。
(マグミクス編集部)

