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ギャップえぐい「クズ」役? 『あんぱん』優しい次郎さん亡き今、中の人の「真逆の演技」が観られる映画が公開中

朝ドラ『あんぱん』では、のぶの最初の夫、若松次郎が死去しました。そんなかなか、次郎を演じる中島歩さんの、出演最新作が公開中で話題となっています。

こちらも「昭和の男」役

中島歩さん(2019年9月撮影、AFP=時事)
中島歩さん(2019年9月撮影、AFP=時事)

 朝の連続テレビ小説『あんぱん』第61話では、主人公「のぶ(演:今田美桜)」の夫「若松次郎(演:中島歩)」が肺浸潤で危篤となり、視聴者の間で悲鳴が相次ぎます。そして、続く62話で、次郎は息を引き取りました。最後まで優しい夫だった「次郎ロス」で悲しむ声も多い現在、中島さんの次郎さんとは全く違う印象の演技が観られる映画が公開されています。

 近年数々の映画、ドラマに出演している中島さんは、2025年も『あんぱん』以外にDisney+のドラマ『ガンニバル』(原作:二宮正明)、映画『敵』(原作:筒井康隆)、『恋脳Experiment』などに出演、5月から公開中のアニメ映画『無名の人生』では初の声優に挑戦するなど、活躍の場を広げています。そして、次郎が肺を患っていることが判明した60話が放送された6月20日には、最新の出演映画『ルノワール』が公開されました。こちらには『あんぱん』でのぶの妹「朝田蘭子(演:河合優実)」役を務めている、河合優実さんも出演しています。

※ここから先は映画『ルノワール』のネタバレを含みます。

 1980年代後半が舞台の『ルノワール』は、主人公11歳の少女「沖田フキ(演:鈴木唯)」が、父親「圭司(演:リリー・フランキー)」が病で余命わずかの状況のなか過ごすひと夏を描いた物語です。豊かな感受性を持つ彼女は、夏の間、さまざまな「不完全な、問題を抱えた大人」たちと出会います。中島さんはそのなかのひとりで、フキの母「詩子(演:石田ひかり)」が仕事で問題を起こしたために行くことになった研修で出会う講師、「御前崎透」を演じました。

 御前崎は物腰柔らかなイケメンで、いつもの中島さんの落ち着いた雰囲気や色気は健在ですが、ある部分で次郎とは真逆とも言えます。直接の場面はないものの、詩子との男女の関係が匂わされるほか、映画の後半では彼が過去に行った行為も明かされました。

 フキは詩子と御前崎とのファミレスとの会食で、なんとなくふたりの関係を察し、ある方法で彼らの仲を引き裂こうとします。その後、御前崎が無言で何か言いたげに、フキを見つめるシーンも印象的です。

 中島さん本人がパンフレットで「地に足のついていない、ふわふわしちゃっている男という印象です。そんな感じで不安にならないのかと、個人的には思います」と語る御前崎役に関して、ネット上では「次郎さんと真逆で、何故にそんなにキャラを使い分けられるんだと驚き」「中島歩さんに、また新たな『インテリクズ』タイプのクズ役を与えてくれてありがたい」「中島歩は『この世で最も誠実な男性』と『クズ男のなかのクズ』の行き来が激しくて、すごい演技力」「中島歩さん、ほんとにあーゆー役似合うな(ほめ言葉)」「朝ドラの見すぎのせいなのか、中島歩が出てきたときああ、いい人、と思ってしまった。」「次郎さんというか中島歩さんロスの皆さん、『ルノワール』観に行けばいいと思うの。地味にクズな役だけど」と、役柄の幅広さへの称賛と、ギャップへの驚きの声が相次いでいます。

 中島さんは映画では『偶然と想像』『愛なのに』『違う惑星の変な恋人』など、主に女性関係でだらしない、いわゆる「クズ」な男を演じることが多く、『ルノワール』の御前崎もその最新系の役と言えるでしょう。そこまで出番が多いわけではありませんが、「地に足のついている」次郎とは真逆の、中島さんの情けないけれど魅力的な男の演技が光る作品です。

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ?「相変わらずイケメン」だけど、「内面は…」 コチラが中島歩さんが最新の出演映画で演じている役です

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