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残り5週ちょいで10年以上ありそうな『ばけばけ』に「ペース配分」心配する視聴者続出 今後「確実にある」史実の話はどれ?

連続テレビ小説『ばけばけ』は残り5週と少しで、どのようなエピソードが描かれるのでしょうか。ペース配分に心配の声も出ています。

耳なし芳一の話はあるはず

『連続テレビ小説 ばけばけ Part1 NHKドラマ・ガイド』(NHK出版)
『連続テレビ小説 ばけばけ Part1 NHKドラマ・ガイド』(NHK出版)

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、1890年に来日し、『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、彼を支え、「再話文学」の元ネタとなるさまざまな怪談を語った、妻・小泉セツがモデルの物語が描かれています。

 本作は全25週125話で、2月19日は第20週99話が放送される予定です。残り5週と2日という状況のなか、物語は1892年の2月、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」と夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」ら家族が松江から熊本に移住して、3か月が経過した時点の話が展開されています。

 モデルのラフカディオ・ハーンは1890年4月に来日し、同年の8月末に松江中学の英語教師になりました。その後、1891年の夏に小泉セツと結婚、同年11月に熊本に移住して1894年10月まで暮らし、そこから神戸に行って2年弱住んでいます。そして、1896年9月には東京帝国大学の英文科の講師となって上京し、それから8年後の1904年9月26日に狭心症で亡くなりました。

 妻のセツは、それから28年後の1932年2月18日にこの世を去っています。ちょうど命日を迎えたばかりです。

 1892年2月からハーンの死までには、さまざまな著作の発表のほか、4人の子供たちの誕生、日本への帰化と小泉八雲への改名(1896年2月)、「錦織友一(演:吉沢亮)」のモデルである西田千太郎の結核による死去(1897年3月)、そのほか数えきれないほどの出来事がありました。しかし、『ばけばけ』は残り27話しかありません。

 視聴者からは「ばけばけ楽しく観てるけどペース配分はこれであってるのかな?と不安になる…」「ばけばけ 来月で終わりだよね?今のペースだと東京行かなそうだし子供も出てこなそう」「このペースで行くとヘブンさんの晩年駆け足で進みそうだな」「残りひと月でまだ子ども産まれてない『怪談』も書いてない。間に合いますか?」といった、心配の声も出始めました。

 ヘブンの死まで描くのか、トキの余生も描くのか、その前で終わるのか、最終回がどうなるのかは不明です。ただ、脚本家・ふじきみつ彦さんが1月23日(金)に『あさイチ』の「プレミアムトーク」に出演した際には、主演の高石あかりさんがふじきさんへの手紙のなかで「最終週(の脚本)、拝読しました。涙が止まりませんでした」と語っていました。このコメントを見ると、ヘブンが亡くなる場面が描かれる可能性は高そうです。

 また、第95話の最後で喀血した錦織役の吉沢亮さんも、2月13日のプレミアムトークに出演した際に、錦織がこれからまだまだ登場することを語っています。ハーンとセツは、1896年の夏に神戸から松江に帰省しており、このときがハーンと西田の最後の対面となりました。ヘブンと錦織の再会も、何週後かには描かれるはずです。

 そのほか、『ばけばけ』第1話では、トキがヘブンに『怪談』(1904年発表)のなかでも特に有名な収録作『耳なし芳一』を語る場面がありました。さすがに代表作『怪談』が生まれるまでの経緯は、ある程度時間をとって描かれるでしょう。

 そして。20週から始まった熊本編にて直近でありそうなビッグイベントとしては、トキたちの長男の誕生があると思われます。小泉夫妻の長男・一雄は、1893年11月に生まれました。ハーンが日本への帰化を考え始めたのは、セツと一雄に着実に財産を渡すためという側面もあったそうです。

 トキの養父「司之介(演:岡部たかし)」が、ここ最近「張り合いがない」と問題行動を繰り返しているのも、これから初孫が生まれて夢中になる前の布石かもしれません。残り少ないですが、今後の展開に注目です。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(潮出版社)

(マグミクス編集部)

【画像】え、「これはあと1年半後」 コチラが『ばけばけ』でも描かれそうな「めでたい出来事」の可愛い写真です

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