マグミクス | manga * anime * game

ファミコン登場前、子供たちは夏休みに何してた? 今も残る「思い出」は感染拡大で…

感染拡大で、わずかに残った「夏休みの楽しみ」も…

子供たちの夏休みの楽しみだった市民プール。現在は新型コロナウイルスの影響で、営業を取りやめるところが続出している
子供たちの夏休みの楽しみだった市民プール。現在は新型コロナウイルスの影響で、営業を取りやめるところが続出している

 夕方の5時くらいになるとなんとなく解散して家に帰り、TVの前に陣取ってアニメを見て、晩御飯を食べてお風呂に入り、プロ野球中継を見終えるころには睡魔に襲われ、そのままお休み……こんな毎日をひたすら繰り返すのが、1980年代の半ばまで多くの子供たちが過ごした夏休みでした。

 生まれ育った場所によっては、近所の小川でアメリカザリガニやドジョウを取り、池でフナやクチボソなどを釣ったり、朝早起きしてカブトムシやクワガタ、バッタを探した思い出がある方もいるでしょう。

 何より忘れ難いのが、週末になるとどこかで開催されていた盆踊りです。ドラえもん音頭やアラレちゃん音頭が流れるなか、近所のおじさんおばさんが作ったかき氷を食べ焼き鳥をほおばり、ラムネを飲んだ記憶は色あせることなく脳裏に刻み込まれています。

 現在、駄菓子屋はすっかり街から姿を消してしまい、公園では野球などのボール遊びが禁止になり、川岸はコンクリートで固められ、虫取りをしていた空き地には家が建っています。かつて子供たちが思い出を作った場所がそのまま残されているケースは珍しくなっています。

 さらに、2020年の夏からは各地の市営プールなども新型コロナウイルスの影響で2年連続閉鎖となり、お祭りも中止に。かつては当たり前に聞こえていた祭りばやしも、街から消えてしまいました。

 このような状況が今後どう変わっていくのかは予想がつきませんが、せめて来年の夏は、子供たちが歓声をあげてプールやお祭りを楽しめるような世界が戻っていることを祈らざるを得ません。子供にとっての「2年」という時間は、大人になってからでは取り返せないほど貴重な時間なのですから。

(早川清一朗)

【画像】コロナの影響で中止あいつぐ…ゲーム以外で子供たちが楽しめる夏休みイベント(6枚)

画像ギャラリー

1 2