ファンの間で盛り上がる『ポケモンSV』の考察!タイトルの2色の意味は? 黒幕は誰?
大人気シリーズの最新作となる『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の発売が待ち切れないファンの間で、考察が盛んに行われています。過去シリーズでの共通点や明らかになっている情報をもとに、新作のタイトルに込められた意味や黒幕の予想に迫ります。
なぜスカーレットとバイオレット?
『ポケットモンスター』シリーズ完全新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(略称:ポケモンSV)』は、世界中から期待を集めています。2022年11月18日(金)発売を前に、少しずつ明らかにされている情報から、ストーリーやシステムを考察する熱烈なファンが後を絶ちません。今回は、そんな『ポケモンSV』に関する情報で明らかになっているものから、ファンの間で行われている考察を紹介します。
●なぜスカーレットとバイオレット?タイトルに込められた狙いとは
これまでのシリーズは「赤・緑」といった色に始まり、「ダイヤモンド・パール」といった宝石から、世界観を表す「サン・ムーン」「ソード・シールド」とさまざまなものがタイトルになってきました。「ブラック・ホワイト」はあったものの、再度「スカーレット・バイオレット」と色に戻ってきたことに驚く声も見られます。
色のなかでも「スカーレット・バイオレット」が選ばれた理由として、「それぞれの色が可視光線(人間が肉眼で感じることのできる光線)で対になっているから」といった説も考えられます。
この説を有力づけたのは2022年8月18日から21日にかけて、ロンドンで行われていたポケモンバトルの世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2022」の閉会式で公開された最新映像に登場した、新ポケモン「モトトカゲ」でした。以前に公開された映像では、今回の伝説のポケモンであるコライドン、ミライドンが乗り物に変形、プレイヤーが乗って広大なフィールドを移動できることが話題になっています。そして、今回明らかになったモトトカゲは、デザインがどことなくコライドンとミライドンに似ていること、同じく乗り物に変形することから「モトトカゲが条件を満たせばコライドンかミライドンに進化するのでは」という予想が広まっているのです。そしてモトトカゲの体色は、可視光線の中間色である緑。これらのポケモンと可視光線から、タイトルの2色が選ばれたのではないか、と考察する声が出てきています。
その一方、舞台となるパルデア地方のモデルについて、ゲーム上で確認できる街並みからスペインをモデルにしていることがうかがえるため、かつてのスペイン国旗に使われていた「赤・黄・紫」に由来しているという説もささやかれています。いずれにしても、印象的な2色に込められた理由や意味は、まだまだ考察ができそうですね。