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少年マンガで主人公が「瞬殺」された衝撃シーン 鼻息「フン」だけで終わり?

神の意表を突く? 「最大トーナメント」優勝者を一撃で沈めた必殺技

刃牙を一瞬で気絶させた柳龍光が表紙の『バキ完全版』 第10巻(秋田書店)
刃牙を一瞬で気絶させた柳龍光が表紙の『バキ完全版』 第10巻(秋田書店)

●最も強力な毒ガスは? 『バキ』

 格闘マンガ「刃牙」シリーズの2部『バキ』の「最凶死刑囚編」では、主人公・範馬刃牙をはじめとする地下闘技場戦士たちと、5人の死刑囚たちとの激闘が描かれました。そして、死刑囚のひとりである柳龍光は、 刃牙との初対決を特殊な一撃で終わらせています。

 戦いは用務員に化けて学校に忍び込んだ柳が、刃牙に襲いかかって始まりました。序盤の柳は、鎖鎌を使って攻撃を仕掛けますが、そこに柳と因縁のある合気道の達人・渋川剛気が現れ、刃牙とタッグを組んで戦います。劣勢になった柳ですが、そこから異名である「猛毒 柳」の本領を発揮するのです。

 柳は、構えもせずゆっくりと刃牙に近付くと、「パンッ」と右手を刃牙の顔に当てました。次の瞬間、刃牙は意識を失って崩れ落ちます。柳が使ったのは、掌(てのひら)のなかの酸素濃度を「6%以下」にして、その空気を吸わせることで相手を一瞬で昏倒させる、「空掌」という技でした。

 前述のシーンに比べると、戦闘が始まってから倒されるまでの時間は長いのですが、2対1という言い訳のしようもない状況で、世界中から強者を集めた「最大トーナメント」を制した刃牙が簡単に負けたのは衝撃的でした。刃牙の敗北を知った地下闘技場主催者・徳川は、「ワシが一番悲しんどるンじゃッッ」と泣き叫んでいましたが、彼に共感した方も多いのではないでしょうか。その後、成長した刃牙は柳と再戦して彼を圧倒しますが、さらなる殺人技「毒手」によって、時間差で瀕死のピンチに陥りました。

 いずれも絶望的な場面ではありましたが、その後の主人公のパワーアップにもつながっています。「瞬殺」される演出、そこからの主人公の成長も見どころのエピソードでした。

(SU_BU)

【画像】主人公も読者も絶望させた強すぎな敵キャラ(8枚)

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