「実物大ガンダム」の写真が最高にエモい! 圧巻スケールに「今にも動き出しそう」
横浜・山下ふ頭でオープン中の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に設置されている実物大の“動くガンダム”。季節や天気を巧みに利用した圧倒的スケール感の写真を撮り続けているのが、ひろカメラさんです。そのクオリティ高い写真の秘訣と、どうしてこれほどまでにガンダムを撮り続けるのか本人に聞きました。
季節でガンダムの表情も違う!

横浜・山下ふ頭でオープン中の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に設置されている実物大“動くガンダム”。これを撮り続け、クオリティの高い写真で話題を集めているのが、ひろカメラさんです。晴天、曇り、夜、雪など、さまざまな天候や季節で切り取られた写真は、圧倒的なスケール感で、ガンダムが今にも動き出しそうな迫力を感じさせます。
普段からポートレート、都市風景、建築写真、花火写真等オールジャンルの写真を撮っており、絵画的な作風を得意とするひろカメラさん。もともと建築写真とガンダムの両方が好きで、自宅の近所に実物大ガンダムが完成したため、これを撮り始めたのだと言います。
毎回、圧巻の画力を感じさせる写真はどのように撮られているのでしょうか。風景や建築写真を撮る時は太陽の位置や空の状態を意識しているそうで、似た側面がある“動くガンダム”撮影時も、撮る日や時間帯を同じように意識して決めているそうです。
また「実は季節によって太陽がガンダムに当たる角度と時間帯が変わるので、季節ごとでも撮れる写真が少しずつ異なります。雨の日にドラマチックな作風になることを狙って、ずぶぬれになりながら撮ったこともありますし、雪の日には仕事を早く切り上げて撮りに行きました」と明かします。一度の撮影にかける時間はまちまちですが、朝から晩まで撮っていたこともあるそうです。
これだけ多く撮影していると、「もう撮り尽くしたのでは?」と思えそうなところですが、「まだ撮ってみたいアイディアはたくさんあります。色んな角度、画角、天候、ガンダムの動き、これらの組み合わせによって無限大の種類の作品が撮れると思っています」と、今後の撮影への意欲を見せてくれました。
(乃木章)