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『刃牙』範馬勇次郎が「弱者」へ放った残酷発言3選 「言葉の暴力」も最強すぎる

「アメリカ最強」の強みを「不純」と切って捨てた勇次郎

オリバの努力の結晶を冷静に分析して傷つける勇次郎。『範馬刃牙』22巻より(秋田書店)
オリバの努力の結晶を冷静に分析して傷つける勇次郎。『範馬刃牙』22巻より(秋田書店)

●「過剰に登載した筋肉 図書館並みの蔵書 所有する量はそのまま 不安の裏返しにも見て取れる」:『範馬刃牙』第22巻

 囚人でありながら、「ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)」の異名を持つアメリカ最強の男、ビスケット・オリバ。「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」が終わった後、刃牙との地上最強の「親子喧嘩」を控えている勇次郎は、オリバが収容されているアリゾナ州立刑務所を訪れます。そして、勇次郎は、対峙したオリバに、彼の本質を突いた発言をするのです。

「過剰に登載した筋肉 図書館並みの蔵書 所有する量はそのまま 不安の裏返しにも見て取れる」

 圧倒的なまでの筋肉量に加え、知識の習得にも貪欲なオリバは、壁一面を埋め尽くすほどの本を所有していました。筋肉も蔵書も、オリバの並々ならぬ努力を裏付けるものですが、勇次郎はそれを「不純」と切り捨てます。

 刃牙とピクルの戦いは、刃牙がノックアウトされ、決着しました。しかし、「生来の強者」であるピクルに格闘「技」を使わせるまで追い込んだのだから「刃牙の勝利」と考える、花山薫のような者もいたのです。この結果を受けて、勇次郎は「感動、努力、勤勉」を、「勝負という単純(シンプル)な結晶を複雑にする」、「不純物」だと断言します。そして、勇次郎とオリバは、「決着の際の頭の位置をより高きに置くものが勝者」というシンプルなルールで、両手をつかみ合う手四つの力比べを始めました。

 シンプルな「力」では並ぶものがないと思われていたオリバに、顔色ひとつ変えずに勝利した勇次郎。オリバは、敗れた際に「や……やっぱりね……」と負けを予感していたかのような呟きを残しており、勇次郎の「不安の裏返し」という指摘が当たっていたことを裏付けています。

 今回紹介した勇次郎の「言葉の暴力」は、ごく一部です。彼は「相手の弱点が透けて見える」という能力まで有しており、精神的に傷つける術にも長けているのでしょう。連載が進み、だんだんと「優しい」と言われる場面も増えてきた勇次郎ですが、やはり誰かを「攻(口)撃」しているときが一番輝いて見えます。

(SU_BU)

【画像】初期は特にひどい? 巨凶・範馬勇次郎の「超暴言」を振り返る(7枚)

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