【漫画】ジンベエザメがメロンソーダを飲んで変色! 絵本のような発想のキャラが「かわいい」
平凡な大学生の目の前にいきなり現れた小さなジンベエザメ。どうやらメロンソーダを飲みたがっているようで……。湊谷鈴さんが、かわいいオリジナルキャラクター「メロンソーダじんべえざめ」のマンガを公開しています。
海の生き物とドリンクを掛け合わせたキャラクター

大学3年生のサトウ君が喫茶店でコーヒーを飲んでいると突然、目の前に小さなジンベエザメが現れました。「夢だろうか」「非科学的だ」と感じながらも、深く考えることはやめたサトウ君。冗談のつもりで「お前も何か飲む?」とジンベエザメに聞いてみます。すると、どうやらジンベエザメはメロンソーダを飲みたがっているようで……。
湊谷鈴さん(@siratamairipafe)が、かわいいオリジナルキャラクター「メロンソーダじんべえざめ」の創作マンガをTwitterで公開しました。ストーリーも色味も柔らかな印象で、まるで絵本のような、ほのぼのとしたマンガです。
作品には「ジンベエザメ、かわいいですね」「好みすぎる。推せる」「やさしい世界」「うらやましすぎる……」などの感想が寄せられました。キュートな「メロンソーダじんべえざめ」の姿に魅了された読者が多いようです。Twitter投稿には4800件を超えるいいねがついています。
作者の湊谷鈴さんに、お話を聞きました。
ーー「メロンソーダじんべえざめ」のキャラクターが誕生した経緯を教えて下さい。
TVでジンベエザメを見てかわいいと思い、2015年頃に初めて描いてpixivで投稿しました。そのときに飲んでいたメロンソーダのしゅわしゅわと、ジンベエザメの斑点模様が重なって誕生しました。
ーー「メロンソーダじんべえざめ」のデザインで、特にこだわったポイントはどこでしょうか?
頭にアクセントでサクランボを乗せたこと、口を幅広にしてその真横に目を描くこと、そしてサーモンピンクのふんわりほっぺです!
ーー「メロンソーダじんべえざめ」が登場する今回のマンガのストーリーは、どのように生まれましたか?
「メロンソーダじんべえざめ」のマンガを描くまでは、キャラクターの1枚イラストをぽんと描くだけだったのですが、「ゆるキャラでストーリーマンガを描いてみたい!」と思ったのがきっかけです。そこから北海道コミティアに出せるように、32ページほど続きを描いた記憶があります。
主人公であるサトウ君が「メロンソーダじんべえざめ」のおかげで、自分の夢を思い出して、また夢を叶えるために走り出すというお話です。この作品、実は数年前の大学生のときに描いています。当時就活していた自分に重ねて描きました。
ーー本作に対する読者からの反応で、特に印象に残った声について教えて下さい。
「ジンベエザメは大きく迫力あるイメージだったが、小さくする発想がかわいい」と言っていただいたことです。小さい生き物かわいいですよね!
あとは「続きが読みたい!」というコメントがうれしかったです。この作品の続きは別にまた描きたいなと思っています。描き上げたら、出版できたらうれしいなと思っています。幸せな作品に仕上げたいです。

ーー多くの「ゆるキャラ」を生み出している湊谷鈴さんですが、今後、キャラクター化に挑戦したい興味のあるモチーフはありますか?
海の生き物と食べ物を掛け合わせたかわいいキャラクターや、いままで描いてきた言葉遊びから生まれるキャラクターを描きたいです! フタバサウルスなどですね(笑)
ーー湊谷鈴さんは絵本も制作しており、クラウドファンディングで『むりつむり2(仮)』のプロジェクトが目標金額に到達しました。そちらについてもご紹介をお願いします。
『むりつむり』は、2020年に卒業制作で作った絵本です。2度のクラウドファンディングを経て出版社さんから発売されていますが、初心に帰り、描きたいものを描いて販売したかったため、今回もまたクラウドファンディングをしようと考えました。プロジェクトが目標達成して本当にうれしいです。ご支援下さった皆様に本当に感謝しています。
続きを読みたいと言って下さって、本当にありがとうございました。何より私の原動力になりました。まだまだ絵本クラウドファンディングは参加・ご支援、随時可能ですので、何卒よろしくお願いいたします。また、出版社さんからのお話もお待ちしております!!
最後になりますが、いつも応援して下さっている皆様、本当にありがとうございます。この記事で知って下さった方も、ありがとうございます。これからもまだまだ自分のオリジナルキャラクター作品についての発表をたくさんしていきたいです。ここまで頑張れたのは応援して下さる皆様のお声があったからです。作品を見て下さって本当にありがとうございます。
私の作品がもっと世界に広がりますように。そしてキャラクターを通じて勇気や癒やしや元気をお渡しできたらうれしいです。これからも頑張りますので、見ていていただけたらうれしいです!
(マグミクス編集部)