『ドラクエ5』究極の選択 フラれた花嫁候補の気になる「その後」
『ドラゴンクエストV』の結婚相手を選択するイベントは、今でも語り草になっています。結婚相手に選ばなかったキャラは主人公の冒険に関わらなくなるので、重要な意味がありました。しかし、彼女たちのその後の動向は会話シーンなどから分かることも……。主人公にフラれた花嫁候補たちの「その後」を紹介します。
フローラは他のキャラと結婚! しかしビアンカは……?

国民的RPG『ドラゴンクエスト』の第5作目にあたるのが、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』です。モンスターを仲間にできるシステムや、親子3代にわたる壮大な物語が特徴です。
その作品で話題になりがちなのは、主人公が結婚相手を選ぶイベントです。結婚した女性は主人公と一緒に冒険することになりますが、一方で選ばれなかった花嫁候補は冒険にかかわらなくなります。
では、主人公が結婚相手に選ばなかったキャラはその後どうなったのか、『ドラクエ』の生みの親が語った新事実とあわせてご紹介します。
当初『ドラクエ5』で結婚相手として選べる女性は、主人公の幼なじみのビアンカと、サラボナの大富豪・ルドマンの娘で清楚なお嬢様であるフローラのふたりでした。
さらに2008年にリメイクされたニンテンドーDS版では、フローラの姉である勝ち気なお嬢様デボラが追加され、この3人のなかから結婚相手を選ぶことになりました。
まず主人公がビアンカと結婚した場合、フローラはサラボナに住む幼なじみの青年・アンディと結婚しています。アンディは主人公の花嫁選びの最中にも登場したキャラで、以前からフローラと良好な関係を築いていました。
そのため「アンディがいるからフローラを選ばなかった」というプレイヤーも少なからずいたようです。
一方、主人公がフローラを選んだ場合、ビアンカは山奥の村で独身のまま過ごすことになります。もともとビアンカの父は病弱で、山奥の村に移り住んだのも療養のためでした。ビアンカは、母を亡くして孤独な養父の面倒を見る心優しい女性でした。
そして『ドラクエ』の生みの親である堀井雄二氏は、タレントの中川翔子さんのYouTubeチャンネルの生配信に出演した際、ビアンカが独身を貫いた理由について語っています。
堀井氏は「主人公を忘れられなかったからというね……心が動かなかった」と説明し、ビアンカが独身だった理由は、主人公への一途な想いであることを明かしました。
それを聞いたファンからは、「やっぱりそうだったのか」「やっぱビアンカ一択だわ」といったコメントが相次いでいました。