実はまだ放送されてない? 地上波で見たい近年の名作アニメ映画4選
近年公開され、評判を呼んだものの、まだ「地上波放送」はされていないアニメ映画は意外と多くあります。今回は特にお勧めしたい4本を紹介します。
そろそろ放送されてもいいはず?

劇場で公開されたアニメ映画は、時間が経ってからTVで放送されることも多いですが、なかにはまだ地上波で放送されたことのない名作もあります。今回は地上波放送してほしいという願いも込めて、近年の評判のアニメ映画のなかから厳選した4作品をご紹介します。
まず、公開から1年半が経ち、そろそろ地上波放送も発表されそうなのは、2022年5月公開の『犬王』です。『マインド・ゲーム』『夜は短し歩けよ乙女』など、独自の世界観が強い人気を誇る湯浅政明さんが監督を務めました。
同作は室町時代に実在した能楽師「犬王」の逸話をもとにして作られており、能楽師を当時のポップスターとして描いたミュージカルアニメです。ロックバンド「女王蜂」でボーカルを担当するアヴちゃんが主人公の犬王を演じたことでも話題となりました。
研究者による時代考証や、現役で活躍する能楽師による監修がおこなわれている一方で、作中の音楽は現代のロックサウンドが取り入れられるという大胆な演出も話題になっています。特にアヴちゃんによる圧巻の歌唱シーンは、多くの観客の心をつかみました。
音楽が魅力の作品といえば、2021年10月の『アイの歌声を聞かせて』も人気です。同作はさまざまなテクノロジーが使われる実験都市・景部市を舞台に、試験中のAI・シオンが、クラスでいつもひとりぼっちのサトミを幸せにするために奮闘する物語です。
SFですが、青春映画などいろんな要素を含んだ作品であり、特に作中でのシオンのミュージカルシーンは大きな見どころのひとつでした。シオンと柔道部員のサンダーが社交ダンスのように乱取りをするシーンは、「リズムが軽快でついつい引き込まれてしまう」と人気を集めています。
また意外な展開のラストもとても好評で、ネット上では「ラストを知ったうえで何度も見ることで感動が倍増する」という声もあがっています。監督の吉浦康裕さんは「AI社会の未来のポジティブな世界観を作品で表現したかった」と語っており、明るい気持ちになれる近未来SFとして評判を呼びました。
そのほか、2019年に公開された『プロメア』も見逃せません。『プロメア』はテレビアニメ『天元突破グレンラガン』『キルラキル』の今石洋之監督&中島かずきさん脚本コンビによる作品です。
同作は炎を操る人種「バーニッシュ」と、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」のバトルが描かれたSFアクションアニメでした。圧倒的なグラフィックとハイスピードなテンポで進むストーリーが評価され、公開以来ファンの口コミで評判が広がりロングランヒットになりました。
声優には松山ケンイチさんや堺雅人さん、早乙女太一さんなど豪華キャストが揃っており、キャストにも注目です。
最後にご紹介する『すみっコぐらし』は子供だけではなく、大人がひとりで観ても楽しめると評判の作品です。可愛らしいキャラクターが魅力なのはもちろんのこと、ナレーションと文字だけで表現されるキャラクターのセリフがほんわかとした不思議な雰囲気を醸し出しています。
2019年に第1弾の『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』が公開され、2021年には第2弾の『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』、そして2023年11月3日から第3弾『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』が公開中です。大人も号泣すると話題になりましたが、残念ながらまだ過去2作は地上波では放送されていません。今後地上波での放送を期待したいところです。
(マグミクス編集部)


