「評価一変?」 特定の回だけ作画クオリティーが上がったアニメ 最終回で起こった「奇跡」も
アニメを視聴していると、特定の回だけ異常に作画のレベルが高い作品に出会い、驚くことがあります。視聴者を驚愕させた高いクオリティーのエピソードとは?
最終話の作画で評価が一転?

アニメにおいて、作画は視聴者の心をつかむ要素のひとつです。これまで放送されたTVアニメのなかには、明らかに他の放送回よりも注力したと推測されるほど、作画レベルが跳ね上がったエピソードが放送され、視聴者を驚かせたこともありました。
例えば、2024年に放送されたエイトビット制作の『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』(作:金城宗幸/漫画:ノ村優介)では、最終話の作画が話題となりました。本作は、主人公「潔世一」を含めた300人の高校生が、世界一のストライカーを養成する「ブルーロック(青い監獄)」プロジェクトに参加し、競い合う物語です。
本作は第2期にあたり、過酷なセレクションを乗り越えたブルーロックのメンバーが、プロジェクトの存続をかけてU-20日本代表と戦います。第2期は第1期と比べて作画の乱れは減ったものの、試合中のキックモーションやフェイントなどのシーンで静止画やスローモーションを用いた表現が多用されました。そのため、第1期と比べると疾走感が減って動きが少なくなり、視聴者のなかには「紙芝居」「パワーポイント」と例える声もあがっていました。
しかし、最終話で「試合が残り1分」の場面で、一転して動きのあるアニメーションに変わります。特に、ブルーロックチームの中心人物「糸師凛」とその兄「冴」のマッチアップから最後の潔のゴールまでは躍動感のある映像になっており、視聴者から「色彩、音、声優、全部やばすぎて感動」「いろいろ言われてたけど、最後に良いもの見れて満足」と、絶賛の声があがりました。
第1話の作画に期待値が上がったものの?

『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』とは対照的に、「第1話」の作画で話題を呼んだのが2021年に放送されたENGI制作の『探偵はもう、死んでいる。』(原作:二語十)です。名探偵「シエスタ」の助手として組んでいた少年「君塚君彦」は、彼女との死別後にシエスタと因縁がある同級生「夏凪渚」と出会い、再びトラブルに巻き込まれてしまいます。
第1話は主に、君塚とシエスタが出会い、飛行機のハイジャック事件や、彼がシエスタの助手になるまでが描かれています。ハイジャック事件では、犯人とシエスタの迫力満点の戦闘シーンが描かれ、その後に期待する人が続出しました。しかし、以降は「作画崩壊」とまではいかないものの、第1話並みの作画とはいかず、この点を惜しむ声もありました。
なお、本作は2026年7月から『Season2』の放送を予定していましたが、3月に制作上の都合により2026年10月に延期となることが発表されました。ファンからは「第1期並みのクオリティーを期待しています!」「焦って作画崩壊するより、時間をかけていい作品にしてくれた方が嬉しい」との声があがっています。
強力な制作協力で作画のクオリティーが爆上がり

男子高校生「上杉風太郎」が五つ子の家庭教師を務めるラブコメ作品『五等分の花嫁』(作:春場ねぎ)は、2019年に放送された第1期の最終回直前、第11話の作画が話題になりました。
今でこそ大人気シリーズとして有名な本作ですが、第1期は話数によっては作画が大きく乱れており、特に次女の「中野二乃」は作画に恵まれないことがありました。しかし、第11話は制作協力に『魔法少女まどか☆マギカ』や「物語」シリーズなどを手がける「シャフト」が制作協力に入り、驚くほどに全体の作画クオリティーが上がっています。
なお、第11話は「ライブドアニュース」の監督・プロデューサーへのインタビューによると、コンテまでを監督が行い、後はシャフトにお任せした……と語っています。難易度の高い第11話をシャフトにお願いしたところ、当初はAパートの作画を担う予定でしたが、現場の状況から第11話をまるごと引き受けてくれたそうです。
(LUIS FIELD)

