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「一体何が…」「え、TV壊れた?」と騒然! 昭和ロボットアニメの“衝撃”最終回3選

後世に残る名作が数多く生み出された一方で、衝撃的な最終回も多かったひと昔前のロボットアニメ。予想外の超展開や異例の幕引きなど、その結末は驚かされるものばかりです。

超展開すぎる最終回に視聴者ぽかーーーん

画像は『超電磁ロボ コン・バトラーV』DVD VOL.1(東映) (C)東映
画像は『超電磁ロボ コン・バトラーV』DVD VOL.1(東映) (C)東映

 かつてのアニメ業界は、数々の名作を生み出す一方で、制作現場はさまざまな制約や挑戦と向き合っていました。その影響を色濃く受けたロボットアニメには、「何が起きた?」と視聴者を戸惑わせる最終回が多く、当時の人びとに強烈な印象を残しています。

 今年で放送50周年を迎えたアニメ『超電磁ロボ コン・バトラーV』は、南原博士が結成した「バトルチーム」の若者5人が、巨大ロボット「コン・バトラーV」を操り、地球の平和を守るために戦う物語です。彼らの前に立ちはだかる「キャンベル星人」は地球侵略を目論む異星人で、最終回ではラスボス「女帝ジャネラ」との決戦が繰り広げられました。

 戦いにこそ勝利した主人公たちですが、ここで敵の最終兵器「アースボム」が作動し、あと10分で地球が大爆発するという絶体絶命の状況に陥ります。しかもこのとき、「コン・バトラーV」のエネルギーは尽きており、人類側には打つ手が残されていませんでした。

 もはやこれまで……と誰もが死を覚悟した次の瞬間、天空からキャンベル星の平和主義者なるものが現れ、神のごとき力で瞬く間に事態を収束させるのです。いわゆる「デウス・エクス・マキナ」を体現したような超展開で、思わず言葉を失ってしまった視聴者も多かったでしょう。

 一方で、ネット上には「人事を尽くして天命を待った末の結末として受け入れられる」「キャンベル星人にも心があったことを示す最高のラストだと思う」といった意見も見られ、令和になったいまでも賛否が分かれています。

●人びとの記憶に残った異例の最終回

 当時のアニメ業界では、視聴率の低迷やスポンサーの倒産といった事情により、急きょ打ち切りとなる作品も少なくありませんでした。1984年に放送された『超攻速ガルビオン』も、そうした影響を受けた作品のひとつです。

 世界征服を企む秘密結社「SHADO」と私設機動車輌チーム「サーカス」の戦いを描いた本作は、メインスポンサーの都合により22話で打ち切りとなりました。そのため急きょ最終回となった22話「アマゾネス戦士の恋」では、ラスト30秒がキャラクターの静止画とナレーションで締めくくられています。

 ただし、そこで語られるのはSHADO幹部「ヘンリー・マクミラン」の動向ばかりで、主人公たちのその後にはほとんど触れられていません。しかも最終回本編は、主人公のひとりである「無宇(ムウ)」が敵のハニートラップにかかり、身ぐるみをはがされてしまう回です。打ち切られていなければ大きな見せ場があったはずですが、よりによって主人公が全裸で終わるこの回が最終回となってしまいました。

 ところで『超攻速ガルビオン』の制作にはメカニックデザイナーの大畑晃一さんも携わっていますが、その大畑さんがロボットデザインを手がけた『トップをねらえ!』の最終回も別の意味で強い印象を残した作品です。

「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明さんが初監督を務めた本作では、最終回がほとんど白黒映像で展開されるという大胆な演出が取られています。人類の未来を背負って巨大爆弾を起動させるクライマックスにおいて、「色の情報量が余計」とする演出意図があったとされますが、「なんで白黒?」「TVが壊れた?」と戸惑う視聴者も多かったようです。

 しかし、その白黒映像からラストでカラーへと切り替わる演出は、同時に大きな感動を呼びました。強烈な違和感と余韻を両立させたこの最終回は、いまなお多くの人に語り継がれています。

(ハララ書房)

【画像】「えっ、ちょっと見えてる」「美脚すぎ」 こちらはファンクラブが作られるほど人気だった『コン・バトラーV』の美少女キャラです(3枚)

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ハララ書房

エンタメ記事専門の編集プロダクション。漫画・アニメ・ゲームはもちろん、映画やドラマ、声優にも精通。メイン・サブを問わず、カルチャーの最前線を追いかけていきます。

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