MSがなかった「地球連邦軍」の、悲惨すぎる地上戦… 時速80キロで迫る鉄の怪物に「生身」で対抗?
『機動戦士ガンダム』一年戦争の序盤、まだモビルスーツを持たない地球連邦軍はジオン軍に大いに苦しめられました。ジムやボールが登場するまで、地球連邦軍はザクの猛威にどのように立ち向かったのでしょうか?
どうやって戦った? 地上での「対MS戦」

『機動戦士ガンダム』一年戦争の序盤、モビルスーツがない地球連邦軍はジオン軍に大いに苦しめられました。ジムやボールが登場するまで、地球連邦軍はザクの猛威にどのように立ち向かったのでしょうか?
まず緒戦となる「ルウム戦役」で、ジオン軍のザクが猛威を振るいましたが、このとき地球連邦軍が装備していたのが迎撃戦闘機「セイバーフィッシュ」と防空小型戦闘機「トリアーエズ」となります。コア・ファイターの原型となった機体とされる「TINコッド」が配備されていた可能性もありますが、一年戦争時には間に合わなかったとする資料もあります。
残念ながら当時の連邦側戦闘機はミノフスキー粒子散布下での戦闘に対応しておらず、機動性もMSに比べれば劣るためも苦戦を強いられました。しかしセイバーフィッシュについてはジオンの戦闘爆撃機であるガトルに対して性能的に優位であり、戦果を挙げていたようです。
戦いの場が地上に移ってからも、ザクは当初圧倒的な存在でした。Netflixで公開されている『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』の1話では、歩兵と戦車を蹂躙(じゅうりん)するザクIIの恐ろしさが描かれていますが、時速80キロ以上で走り、飛び跳ね、120mm口径のザク・マシンガンを連射されたら、歩兵はまったく無力な存在です。
61式戦車は少なくともザクに通用する砲を搭載しているので、不利ではありますが数を揃えれば対抗は可能と思われます。地球連邦とジオンが激突した「オデッサの戦い」では、61式戦車の大量投入と航空爆撃、自走砲からの砲撃によって地球連邦が勝利したことから、61式戦車は決して役立たずではないことがわかります。


