【両論アリ】前半が面白すぎた? 後半や終盤の展開に賛否が起こったマンガ3選
おなじみ『DEATH NOTE』のやり玉に挙がる後半にも「賛」の声アリ

●『DEATH NOTE』
『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ/作画:小畑健、ジャンプコミックス)は、2003年12月から2006年5月にかけて集英社「週刊少年ジャンプ」で連載され、アニメ、実写映画、舞台などさまざまなメディアで人気を博した作品です。
頭脳明晰でスポーツ万能な主人公の夜神月(らいと)はある日、名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「DEATH NOTE」を拾います。犯罪が横行する世界を変えるため、月はノートを使い世界中の犯罪者を裁き始め、やがて「キラ」と呼ばれるようになりました。そのような「キラ」を止めるべく、世界最高の探偵である「L」が「キラ」逮捕に動き出し、こうして月とLの高度な頭脳戦が幕を開けます。結果的に月がLを殺し、後半ではLの後継者である「ニア」「メロ」と月の対決という構図になっていきました。
『DEATH NOTE』は、ダブル主人公のように描かれた前半の月とLの頭脳戦が大人気だったため、Lが月に殺されてしまった後半が物足りないと、連載当時よりずっと言われ続けています。ネット上でも「読者が望んだ展開ではなかった」「読者も作者も月がLに勝って終わるのを望んでいたのに、編集が許さなかったのかな?」など、月がLに勝った時点で連載を終了して良かったのではないか、といった声は、繰り返し大いに聞かれたものでした。
しかし、月が二代目Lとして、世界中の犯罪者を裁く「キラ」とLのいたちごっこを演出しているシーンや、ニアやメロとの頭脳戦など、後半もしっかりと構成されており、最後まで読みごたえのある作品である、という声も大いに聞かれます。「後半も十分面白い、前半が神過ぎたせいで相対的に低く評価されているだけ」「月の最期の表現は圧巻。これ以上ないクライマックス」と、後半の展開や終わり方を称賛するネット上の声も少なくありません。

●『NARUTO -ナルト-』
1999年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された『NARUTO -ナルト-』(著:岸本斉史、ジャンプコミックス)も、後半の物語に不満の声が挙がっています。本作は里一番の落ちこぼれである主人公、うずまきナルトが木ノ葉隠れの里の里長の称号である火影(ほかげ)を目指しながら仲間とともに歩んでいく王道ストーリーのマンガです。
その物語の後半で「第四次忍界大戦」が勃発、これが本編のクライマックスにあたるエピソードになります。ただ、その大戦の首謀者である「オビト」を倒せば物語が完結するのかと思いきや、「穢土転生(えどてんせい)」なる死者を蘇らせる術で蘇生した「うちはマダラ」を止める流れに。さらにはそのマダラと戦っている最中に、「大筒木(おおつつき)カグヤ」という、いわゆるラスボスが登場したことにより、読者は困惑状態になりました。
ネット上でも「ラスボスはマダラでよかった」「次から次へと黒幕が出てくるのホント酷い」と次々にボスキャラが出てくる展開に不満を覚えていた読者も多かったようです。一方で「週間連載で読んでいた頃はついていけなかったけど、コミックスで一気に読むと面白い」「歴代の火影が出てきたときはワクワクした」など、クライマックスにて強キャラが続々登場したことに興奮した読者も多く、賛否に分かれるエピソードとなりました。
(LUIS FIELD)


