「ルフィと共闘」を願う声も 『ワンピ』再登場が期待される敵キャラ3選
マンガ『ONE PIECE』には個性豊かな敵キャラが多く登場しており、それぞれの魅力に惹かれるファンも多いようです。なかでも、ファンから「再登場」が期待される強敵たちを振り返ります。
まだまだ伏線がいっぱい? 再登場が望まれる敵キャラとは

マンガ『ONE PIECE』に登場する多くの個性的な敵キャラクターは、その個性やルフィたちとの激しいバトルで読者を楽しませてくれていますが、ルフィとの戦いに敗れたあとには、物語から退場してしまった者も多いです。しかし、なかにはファンから強く「再登場」を望まれるなど、なお人気のキャラクターも少なくありません。多くのファンから「再登場」が期待される、3人の敵キャラについて振り返りましょう。
●ドンキホーテ・ドフラミンゴ
ドフラミンゴは「ドレスローザ編」のラスボスとしてルフィの前に立ちはだかった元王下七武海のひとりで、世界各地の紛争を煽り武器を売りさばく「闇の仲介人」として暗躍していました。そんなドフラミンゴは元天竜人でありながら、その悲惨な生い立ちから「天竜人の支配する世界の破壊」を望んでいるという一面を持つ、複雑なキャラクターとして描かれています。リク王から奪ったドレスローザ王の座に君臨していましたが、ルフィたちが結束した海賊同盟に敗れ、海軍に捕縛されました。
そしてドフラミンゴは現在、海底監獄インペルダウン『LEVEL6』にある独房に収監されています。現時点で本編での再登場はないものの、906話では「おれがマリージョアの秘密の「宝」の事を誰にもバラさねェ様に!!口封じの殺し屋を送り込んで来たか!?」と、かなり意味深な発言をしていました。このセリフから、ドフラミンゴは今後の物語に関する重要な情報を握っていると、再登場に期待するファンも多いようです。
「クロコダイルとかルッチとか、過去の敵が再登場してるので、ドフラミンゴもまた出てきてほしい」「ドフラミンゴにはまだまだ伏線がありそう」など、期待の声が挙がっています。元天竜人という希少なポジションで、重大な秘密を握っている点でも、再登場の可能性は高そうです。
●シャーロット・カタクリ
カタクリはビッグ・マムことシャーロット・リンリンの次男で、ビッグ・マム海賊団のスイート3将星のひとりです。超人系悪魔の実「モチモチの実」の能力者で、鍛え上げられた見聞色の覇気によって少し先の未来を見ることもできます。
「ホールケーキアイランド編」終盤の896話でルフィと1対1の死闘を繰り広げたカタクリは、ルフィに敗れた際「いつか……お前は『ビッグ・マム』を……倒しにくるのか……?」と問いかけます。ルフィが「勿論だ おれは……海賊王になる男だ!!!」と答えると、ニッと微笑んで「ずいぶん未来を見てやがる……!!」と言ってその場に倒れました。
902話では、幼少期のカタクリがその大きな口をコンプレックスに感じていたことが明かされています。人前ではマフラーを巻き、決して口元を見せなかったカタクリですが、先述のルフィとの死闘では、口元がさらされたままになっていました。そこでルフィは、倒れるカタクリの口元に、自分の被っていた帽子を置いてやる、というワンシーンが描かれ、敵でありながらも互いに敬意を表したバトルとして、ファンのあいだで名勝負として語られています。
そんなカタクリは、扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」に出てきたほか、2022年8月に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』に登場したものの、本編にはまだ再登場していません。SNS上ではファンから「再登場してルフィと共闘してほしい」「いろんなキャラが再登場しているけど、いちばん出てきてほしいのはカタクリ」「絶対ルフィと息ピッタリだと思う」など、再登場への熱い支持の声が挙がっています。