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「こんなのいたっけ?」ジオン公国軍のMS開発史において外せない「変わり種ザク」3選

ザクの系譜を受け継いで誕生したさまざまなMS

 BANDAI SPIRITS「ROBOT魂 <SIDE MS> MS-06M(MSM-01)ザク・マリンタイプ(レッドドルフィン隊所属機) ver. A.N.I.M.E.」 (C)創通・サンライズ
BANDAI SPIRITS「ROBOT魂 <SIDE MS> MS-06M(MSM-01)ザク・マリンタイプ(レッドドルフィン隊所属機) ver. A.N.I.M.E.」 (C)創通・サンライズ

「ザク」シリーズの変わり種といえば、「ザク・マリンタイプ(MS-06M/MSM-01)」を思い浮かべる人もいるでしょう。水中でも活動できるMSとしては「ズゴック(MSM-07)」「ゴッグ(MSM-03)」などが知られ、そしてそれらの始祖といえるのがこの「ザク・マリンタイプ(水中用ザク、水中型ザクとも)」です。水中専用機でありながら、見た目は「ザクII」に似たビジュアルをしています。

 地球侵攻を開始したジオン公国軍の課題は、地表の7割を占める海を攻略することで、「ザク・マリンタイプ」はそのために開発されました。プロトタイプは初期に5機、最終的に7機が生産されたものの、実戦での戦果はありません。しかし、その後の水陸両用MSの開発に活かされました。

 このほか変わり種として、「これって本当にザクなの?」と思わされてしまう見た目の、偵察機である「ザク・フリッパー(MS-06E-3)」が挙げられるでしょう。

「ザク・フリッパー」が開発される前は、「ザク強行偵察型(MS-06E)」が運用されていたものの、地球連邦軍の攻撃をかいくぐることが困難になったため、さらなる機動性を備えた偵察機が必要になりました。そこで開発されたのがこの「ザク・フリッパー」で、頭部に3連式一体型のカメラ、背部ユニットには6本の「ブームセンサー」を持つ「複合探知システム」が搭載されています。このブームセンサーが可動する様から、「フリッパー(flipper=ヒレ)」の愛称で呼ばれるようになったそうです。

 偵察機としてグレードアップした「ザク・フリッパー」は「ア・バオア・クー攻防戦における地球連邦軍レビル艦隊の強行偵察」を成功させ、同機が関与した最大の功績といわれています。どうしても強いMSに注目してしまいがちですが、「ザク・フリッパー」の存在価値を知れば、戦争において情報収集がいかに重要なのか理解できるでしょう。

* * *

「変わり種ザク」を振り返ると、「そんな機体もあった」「知らなかった」など、思うところは人によって違いがあろう一方で、MSの開発を通じて「試行錯誤」「弱点の攻略」「情報収集」の大切さを感じられるのではないでしょうか。『機動戦士ガンダム』は人生においての「教科書」といってもいいかもしれません。

(LUIS FIELD)

【画像】「変わり種ザク」の極み こちらが「ザク・フリッパー」です(18枚)

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