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「解説役から大逆転」「使い捨てザコじゃなかった」 時間をおいて大活躍したキャラ

作中屈指の名言を残した「ザコ」キャラ

●まぞっほ:『ドラゴンクエストダイの大冒険』

キャンチョメの成長した姿が表紙の『金色のガッシュ!! 2』第2巻(BIRGDIN BOARD Corp.)
キャンチョメの成長した姿が表紙の『金色のガッシュ!! 2』第2巻(BIRGDIN BOARD Corp.)

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する敵キャラのなかで、最初に主人公ダイに倒されたのが、ニセ勇者でろりんが率いる「ニセ勇者一味」でした。そのなかでも影の薄い魔法使いだった「まぞっほ」は、その後、驚くほどアツい活躍しています。

「ニセ勇者一味」は、魔王の支配から解き放たれて大人しくなったモンスターを退治することで名声を得ていました。そして、ダイの友達の「ゴメちゃん」をさらい、ロモス王に献上しようとして、ダイに倒されます。この戦いの際にも、まぞっほは特に存在感を示せず退場しました。

 そんなまぞっほは、ロモス王国が魔王軍に襲撃された際に再登場します。クロコダインら魔王軍に怯えた魔法使いポップは、ダイたちを見捨てて宿屋に籠っていました。そして、そこで火事場泥棒を行っていたまぞっほに遭遇します。ポップが「アバンの使徒」であることを知ったまぞっほは、ダイたちの戦いを水晶玉に映しました。

 水晶に映された仲間の危機を見ても恐怖で動けずにいるポップに、まぞっほは「勇者とは勇気ある者ッ!!」「そして真の勇気とは打算なきものっ!!」「相手の強さによって出したりひっこめたりするのは本当の勇気じゃなぁいっ!!!」と、怒鳴りつけたのです。

 まぞっほの言葉は、かつて彼が逃げ出した魔法の師匠の受け売りでしたが、この言葉で勇気を振り絞ったポップは、仲間たちの元へ向かうことができました。

 ポップが道から外れるのを救ったまぞっほは、大魔王バーンとの最終決戦でも重要な役割を果たします。バーンが世界各地に落とした、ひとつでも起動すれば地上が消し飛ぶ「黒の核晶」が内蔵された6本の柱のひとつに向い、「黒の核晶」を凍結させたのが、まぞっほだったのです。

 世界を救う一助を担ったまぞっほは、救援に現れたポップの師で大魔導師のマトリフの弟弟子だったことが明かされました。このまぞっほの設定は、前日譚である『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』で活かされており、そこでは彼の修業時代の姿も描かれています。

●キャンチョメ『金色のガッシュ!!』

 魔界の王を目指す魔物とパートナーに選ばれた人間がタッグを組んで、熱いバトルを繰り広げるマンガ『金色のガッシュ!!』には、個性豊かな魔物が多数登場します。そんな魔物たちのなかで、物語序盤に登場したキャンチョメは、コミカルな描写が目立つギャグキャラでした。持っている能力も「変化」という直接戦闘には不向きなものでしたが、終盤では読者が驚くような大活躍を見せたのです。

 物語序盤に主人公チームである清麿とガッシュと戦って敗れたキャンチョメは、魔界では同じ落ちこぼれだったガッシュの成長した姿を見て、強い魔物になると決心します。そして、人間界での経験を通じて、少しずつ戦う勇気を身に付けていきました。

 その後、ガッシュ陣営として要所で登場して活躍したキャンチョメですが、「クリア編」における成長と活躍は、多くの読者の間で話題になります。特訓で才能を開花させたキャンチョメは、模擬戦でガッシュに勝利するほどの実力者へと急成長しました。そして、ラスボスのクリアに次ぐほどの実力を持つ強敵ゴーム戦を迎えます。

 キャンチョメは、敵の脳に直接影響を与える術を駆使してゴームの術を封じ、圧倒的な強さを見せつけました。しかし、これまで弱者だったキャンチョメは、自分の力に溺れてしまい、ゴームを必要以上に痛めつけてしまいます。それでも最後は、パートナーのフォルゴレの説得で優しい心を取り戻し、花畑の幻をゴームに見せ、友情を結んだうえで勝利したのです。

 その後、クリアの超遠距離砲撃で本を失い、最終決戦に参加できなかったキャンチョメですが、もし参加していたらあっさりクリアに勝てたのではないか、と思えるほどの大躍進でした。

(SU_BU)

【画像】え…「顔こわっ」「強すぎ」 これが『刃牙』本部が2部以降で倒した異常な強敵たちです(4枚)

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