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「生きててよかった」「悲惨な過去が救われた」『ワンピ』涙を誘った伏線回収

じわじわと伏線が張られたあとの「再会」に涙

サボを立体化した「Portrait.Of.Piratesワンピース“S.O.C” サボ」(メガハウス) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
サボを立体化した「Portrait.Of.Piratesワンピース“S.O.C” サボ」(メガハウス) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

●サボ

 サウロと同じく生存が発覚し、感動的な伏線回収を飾ったのが革命軍の「参謀曹長」でルフィの義兄の「サボ」でした。彼は第583話から、ルフィとエースとともに生きた幼少時代の回想で登場し、事故死したと思われていました。しかし、サボが事故で失った記憶を取り戻し、第731話でルフィと再会したのちにエースの「メラメラの実」を継承したのはファンの心を熱くさせたことでしょう。

 サボの存在は、頂上戦争時の第574話でエースが死に際のセリフのなかで「サボの件」と口にしたときに初めて明かされますが、その前から伏線と思しき描写がありました。たとえば、エースが初登場する第157話で、彼の腕のタトゥーにサボの海賊旗を思わせるマークが入っていたことです。また、第558話のルフィとエースがふたりで兄弟盃を交わすシーンでは、端にもうひとつの盃が描かれているなど、細かな部分で「もうひとりの兄弟」の存在が匂わされていました。

 そしてファンをざわつかせたのが、エースと「白ひげ」こと「エドワード・ニューゲート」の墓が描かれた第668話の扉絵でした。

 エースの墓前に3つの盃が置かれていたことで、「兄弟盃を3人で交わしたことは本人たちしか知らないはず」「サボが生きているのでは」と、生存説が濃厚となります。そこから60話以上を経て、ついにルフィとの再会を果たしたのです。

 ファンの間では「例の扉絵で3つの盃を見た時は目頭が熱くなった」「エースの登場時点で三兄弟が決まっていたとすると作り込まれすぎ」などの声があるように、涙なしには見られない見事な伏線回収となりました。

(LUIS FIELD)

【画像】ひとりでも欠けたらアウトだった? こちらがルフィの味方になった元「敵」たちです(6枚)

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