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HD-2D版『ドラクエ3』女戦士の”ビキニアーマー”にファン憤慨「鳥山先生のデザインが…」

マグミクスでは、2024年9月4日に発表されたHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の新情報を受けて「HD-2D版『ドラクエ3』女戦士のビジュアルにファン騒然」と題した記事を配信しました。記事には多数の反響の声が寄せられています。何が、ファンを憤らせてしまったのでしょうか。

HD-2D版の新キャラデザ、何がファンを怒らせた?

2024年11月14日発売予定のHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』ビジュアル
2024年11月14日発売予定のHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』ビジュアル

 マグミクスでは、2024年9月4日に発表されたHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の新情報を受けて「HD-2D版『ドラクエ3』女戦士のビジュアルにファン騒然」と題した記事を配信しました。

 記事では、発表された旅の仲間たちの新ビジュアルのなかで、「戦士(本作におけるルックスB、過去作の女性)」のデザイン改変がX(旧:Twitter)上で物議を醸していることを紹介しました。いわゆる「ビキニアーマー」を着用した女戦士のデザインは、肌に近い色(黄色寄りのオレンジ色)の布が追加されたことで、スーパーファミコン版よりも肌の露出が抑えられています。

 記事に対しては多数のコメントが寄せられ、その大半が改変について憤りを感じている、というものでした。理由としては、肌の露出が抑えられたこと自体にあるわけではないようです。

 同じくデザインが変更された「遊び人」に関しては、ネガティブな意見がごくわずかでした。遊び人はバニースーツの胸元の露出が減っているものの、腕輪やうさ耳のカチューシャとのデザインが調和しており、「無理に露出を抑えた」ようには見えません。一方で、女戦士は見慣れたデザインに「無理やり布を足した」という風に見えてしまうのです。

 ファンが憤りを感じた理由は、思い入れのある故・鳥山明さんのデザインに対し、強引な変更が加えられてしまったように見える点にあるようです。寄せられたコメントには、「甲冑部分を大きくするなどして、全体の露出を減らせば良い」「せめて色が黒など、ほかのパーツとなじむデザインであったなら良かった」「ポリコレ対応はかまわないけれど、とにかくダサい」といった意見が見られました。

 ぱっと見て違和感があるようなデザイン変更でなければ、「そういう時代だからやむを得ない」と受け入れられたのかもしれません。また、足された布が肌に近い色である理由としては、ドット絵で見た際にそれと分からないようにするため、という苦肉の策であった可能性もあります。

 多くのファンが憤慨したのは、それだけ元のデザインが「ドラクエ」ファンの大事な思い出として愛されていた証拠でもあるのでしょう。

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』:
(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX

(マグミクス編集部)

【画像】え、無理矢理感が否めない… コチラが物議を醸した「女戦士」と「マーニャ」の改変後衣装です(3枚)

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