『星のカービィ まんまる焼き』発売で、“呼び方”論争勃発！？　「生みの親」の意見は

カービィの生みの親はなんと呼んでいる？

「星のカービィ まんまる焼き 2025」（発売元：バンダイ）が、2025年4月22日（火）より全国のファミリーマート約1万6300店舗（一部店舗を除く）のチルドスイーツコーナーにて販売開始されます。

「星のカービィ まんまる焼き」とは、ピンク色のもちもちな生地に、カスタード味のクリームが入った「今川焼き」の表面に、「カービィ」のいろいろな表情やポーズの焼き印が押されているスイーツです。

　このニュースが発表されると、SNS上ではとある「論争」が巻き起こりました。それは「まんまる焼き」の呼び方です。上述したように、商品名は「星のカービィ まんまる焼き」と名付けられているものの、公式からの説明には「今川焼き」とあります。

　ところが、丸い形で、中にあんこなどが入った菓子の呼び方は、地域によって違い、たびたび話題になるのです。今回も「星のカービィ まんまる焼き」に対し、「かわいい今川焼きだね」「大判焼き、大好きだよ」「カービィの回転焼きだね」「おいしそうな天輪焼」「おいしそうなあじまん！」など、さまざまな反応がされています。また、この論争の和平案として、新たに「ベイクドモチョチョ」を定着させようとする動きも見られます。

　今川焼きの冷凍食品を販売しているニチレイフーズのWebサイトによると、「今川焼き」と呼んでいるのは主に関東地方で、全国的には「大判焼き」が使われているとのことです。「今川焼きをなんと呼ぶ？」調査では、1位「大判焼き」、2位「回転焼き」、3位「おやき」、4位「太鼓饅頭」、5位「じまん焼き」という結果となっています。今川焼きは、なんとランク外なのです。

　では「星のカービィ まんまる焼き」の呼称も「大判焼き」が一般的、とすべきかというと……。ゲーム「星のカービィ」シリーズの生みの親である桜井政博氏は、2024年4月、カービィのまんまる焼きにフォークを刺した写真とともに、「こういうたべもの…私は『今川焼き』と呼んでいますが､どうでしょう？」とX（旧：Twitter）でコメントしています。

「まんまる焼き」を「今川焼き」と呼ぶか否かの問題は解決とはなりませんが……「星のカービィ まんまる焼き」については、生みの親に従い「今川焼き」とするのが正解であろう、ということで、さまざまな思惑がある人びとも納得せざるを得ない様子です。