ファミコン世代は知らない… 『ドラクエ1&2』リメイク版の衝撃演出 冒頭から「ぎょえぇーーっ!」って何事?
長く展開が続くドラクエシリーズの出発点となった『ドラクエ1&2』のリメイク版は、グラフィックやゲームシステムだけでなく、ストーリー面でもリメイクが行われてきました。なかでも衝撃的だったリメイクは、ゲーム開始直後にあったのです。
「えっ」と驚くようなリメイクも?

2024年11月に発売されたHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』に続き、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』が、2025年10月30日(木)に発売されると発表されました(Steam版のみ10月31日発売)。これで、ドラゴンクエストの初期作品「ロト3部作」がすべてHD-2D版としてリメイクされることになります。
子供時代にファミコンに熱中した世代では、1980年代に『ドラクエ1』や『ドラクエ2』をファミコンでプレイしたきり……という方も多いでしょう。両作とも、さまざまなゲームハードやモバイル向けアプリに移植され、その際にさまざまな形でリメイクもされてきました。
リメイクの内容は、グラフィックのリニューアルだけでなく、「ふっかつのじゅもん」にかわって、カセット内にゲームデータを保存できるようになったことや、アイテムの預かり所ができる、操作がやりやすくなる、難易度が調整されるなど、ゲームシステム面の変更もありますが、なかには「えっ」と驚くような演出のリメイクもありました。
『ドラクエ2』冒頭に追加された「謎の絶叫」?
『ドラクエ2』のリメイク演出は、1993年12月に発売されたスーパーファミコン版のオープニングから盛り込まれました。オリジナルのファミコン版のオープニングでは、主人公のローレシア王子のもとに、傷ついたムーンブルク城の兵士がたどり着き、大神官ハーゴンの襲撃を伝えるところから始まりますが、リメイク版では、ムーンブルク城が魔物たちに蹂躙(じゅうりん)される様子が詳細に描かれます。
ムーンブルク城の中庭で王様と若い姫が平和な語らいの時を過ごしていたところへ、ハーゴンの軍団が攻め込んできます。王様は魔法を使って魔物たちに抵抗しますが、次々と襲いかかる敵にあえなく倒されてしまいます。
問題は王様が残した断末魔で、「ぎょえーーっっ!!」と、まるで倒されたモンスターが発するような声だったことです。ムーンブルク王の「謎の絶叫」は、もしファミコン版に続いてリメイク版をプレイした人にとってはインパクトが大きかったのではないでしょうか。
『ドラクエ1』はゲーム開始早々「ゆうべはお楽しみでしたね」?

スーパーファミコン版の『ドラクエ1』も、ゲーム開始直後から衝撃的な演出が追加されていました。スタート地点のお城のすぐ隣にある「ラダトームの町」は、主人公が装備や道具を整えて旅の準備を行う場所ですが、ファミコン版ではその町に「いーえ わたしは ローラひめじゃないわ」と発言する女性がいました。
スーパーファミコン版も同じセリフを言う女性がいるのですが、さらに続けて、「でもおにいさんってちょっとステキな人ね、私ついていっちゃおうかしら」と話し、町にいる間は主人公について歩くようになります。
この状態で町の宿屋に泊まると、翌朝宿屋の受付で「ゆうべはお楽しみでしたね。」と言われてしまいます。『ドラクエ1』の最終目的であるローラ姫を救出したあとお城に戻らずにこの宿屋に泊まると「ゆうべはお楽しみでしたね」と言われるのは有名な話ですが、リメイク版ではそれをゲーム開始直後から、しかもローラ姫とは別の女性を連れた状態で……主人公あんた何やってんだ? とツッコみたくなる追加演出でした。
スーパーファミコン版『ドラクエ2』ではほかにも、ローレシア城内にいる人に話しかけていくと、「王子、行ってしまわれるのですね 私はせつのうございます」と話す女性に新たなセリフが追加され、彼女と王子の間にストーリーを想像させるような小演出が見られました。10月発売予定のHD-2D版『ドラクエ1&2』には、どんな演出が盛り込まれるのか、気になるところです。
(マグミクス編集部)













