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カムチャツカ地震で「たつき諒」がトレンド入り “予知夢マンガ“騒動が再燃 「くだらない」「防災意識を」

2025年7月30日に起きたカムチャツカ半島付近の地震による津波警報発表を受け、SNSで「たつき諒」がトレンド入り。同氏の著書を発端とした「予知夢マンガ問題」が再燃しています。

冷静な声が多数?

『私が見た未来 完全版』たつき諒 (飛鳥新社)
『私が見た未来 完全版』たつき諒 (飛鳥新社)

 2025年7月30日午前8時25分頃、カムチャツカ半島付近で発生したマグニチュード8.7の地震により、北海道から近畿まで広い範囲に津波警報が発表されました。

 この津波警報の発表直後、SNS上では漫画家「たつき諒」の名前がトレンド入りし、再び「予知夢マンガ問題」が注目を集めています。

 たつき諒氏は、2021年に刊行した『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)で「2025年7月に大災害が起こる」という内容を記述していました。同書は自身の夢をもとにしたマンガであり、「幻の予言漫画復刻!! 本当の大災難は2025年7月にやってくる」という帯で話題を呼び、106万部を突破する売り上げを記録しました。

 当初、作品のあとがきでは「2025年7月5日」という具体的な日付が示されていましたが、たつき諒氏は後にメディアの取材で「あの本は予言ではない」「日付までは特定しておりません」と発言し、予言説を否定していました。また、帯の文言についても「編集(者)によって書かれたもの」として、自身の意図ではないことを明かしています。

 今回の津波警報を受けて、SNS上ではさまざまな反応が見られました。大多数が冷静な反応でしたが、一部では「的中」と捉える声もあがっています。

 たつき諒氏が著書で示した「2025年7月に日本に大津波が押し寄せる」という内容について、地震の発生場所や規模などは大きく異なるものの、「日本に津波が来る」という部分は的中していたとする意見や、現在発令されている警報がまさに予言されていた災害だとする解釈が投稿されています。

 一方で、予言内容と今回の地震との相違点を冷静に指摘する声も多数見られました。特に地理的な事実に基づく反論が目立っており、たつき諒氏の予言が「フィリピン海での大規模噴火」を想定していたのに対し、今回はカムチャツカ半島沖が震源であることから、両者の地理的距離の大きさを指摘し、予言との関連性を否定する意見が相次いでいます。

 さらにこの問題でのトレンド入りを受けて、「騒がれたおかげで防災準備しててよかった」「避難を勧める旨のツイートが出てくるのはいいこと」と、結果的に防災への関心を高めるきっかけとなったと見る人もいるようです。

 なお、気象庁は6月13日の記者会見で「現在の科学的知見では、日時と場所、大きさを特定した地震予知は不可能。そのような予知の情報はデマと考えられる」と明確に否定しており、科学的根拠に基づいた防災対策の重要性を強調しています。

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ! 「全然違う場所やん」 こちらが“予知夢マンガ”で予言されていた内容と、今回の地震の震央の比較ビジュアルです(3枚)

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