変形ギミックすごっ! 『Gガンダム』シャイニングガンダムの着用コスプレに驚愕 「まるで等身大プラモ」
関西を中心に活動している造形コスプレイヤー、力の「Heinz」さん、技の「もえてつ」さんのふたりが運用するXアカウント「COSTEAM」で投稿した『機動武闘伝Gガンダム』の「シャイニングガンダム」の着用スーツが、まるで等身大サイズのプラモデルのような再現度です。
バトルモード変形ギミックも搭載で「凄すぎる」

関西を中心に活動している造形コスプレイヤー、力の「Heinz」さんと技の「もえてつ」さんのふたりが運用するX(旧:Twitter)アカウント「COSTEAM」で投稿した『機動武闘伝Gガンダム』の「シャイニングガンダム」の着用スーツが、まるで等身大サイズのプラモデルのような再現度の高さです。
頭部はスーパーモードへの変形も可能と細部まで作り込まれており、これまで数多くの造形で培った技術が垣間見えます。
実は今回、シャイニングガンダムだけでなく、「ボルトガンダム」のスーツも制作しており、2025年10月11日と12日に大阪で開催されるロボットコスプレ展示イベント「スーパーロボコス大展」(X:@Robocos_Expo)にも参加予定です。間近で見られる機会を前に、おふたりに制作秘話をインタビューさせて頂きました。
――おふたりの出会い、造形コスプレを始めるきっかけを教えてください。
知り合ったのは大学時代です。数年前に大阪で毎年開催されている街中のコスプレイベントを偶然見かけ、コスプレに興味を持ちました。しかし、顔を出すことに抵抗があったので、フルフェイスで顔が見えない全身甲冑の衣装を作りました。そこからロボット系などにも自然と興味が出て作ることになりました。
これまでのコスプレ歴としてはゲーム『DARK SOULS』シリーズの「英雄グンダ」の甲冑や、ゲーム『ARMORED CORE for Answer』の「ホワイト・グリント」、アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』の「タチコマ」などになります。
――普段はどんなコスプレ活動をしていますか?
コスプレ衣装や造形小物の制作をはじめ、イベントへの出展や参加を専業にしています。
――今回、シャイニングガンダムのコスプレスーツを制作したのはなぜですか?
今回、「シャイニングガンダム」と「ボルトガンダム」というガンダム系の衣装をふたつ同時に制作しましたが、当初は「ボルトガンダム」のみ作成する予定でした。
関東で造形コスプレを制作されている方々が、『機動武闘伝Gガンダム』に登場する架空の集団「シャッフル同盟」のメンバー機体を募集されているのを知り、お声がけをしたところ、空席だったボルト枠で参加させていただくことになりました。そこで、どうせならと、主人公機のシャイニングガンダムも追加で制作することになりました。
――実際にはどのように造形しているのでしょうか?
3Dデータ化した着込む人物を中心に、衣装全体の3Dモデリングを制作しています。この段階で理想的な衣装のプロポーションと、着込む人の体型のギャップが明確になり、関節部分の位置調節などを3Dデータ上で細かく調節できるようになります。
頭部のほとんどと意匠の細かい装飾品などは、このモデリングデータをもとに3Dプリンターで出力した物を使っています。また、顔が開く「バトルモード」はぜひ再現したかった部分なので、限られたスペースしかない顔パーツの中に何とか機構を収めました。
――撮影で印象に残った記憶はありますか?
実はSNSにアップする数日前には完成しておりまして、写真も撮っていたのですが、身内からモーレツなダメ出しを受けました。1~2日間、衣装に少し手を加え、新たに撮影する際も写真ではなく動画にすることにして、素人ながらBGMも入れるなど、動画編集をしてダメ出しをした身内からようやくGOサインをもらい投稿に至りました。
国内外の同士である『Gガン』ファンの皆様から好評を得られてホッとしています。制作に気を取られているとそれ以外の事をついおろそかになってしまいがちなので、ダメ出しをしてくれた身内に感謝しております。
※本文の一部を修正しました。(2025.10.14 15:19)
(乃木章)















