「再現度エグい」『エヴァ』アスカのジャージ姿コスプレに「美し過ぎる」と絶賛の声
2025年10月から2026年2月までの間、「エヴァンゲリオン」シリーズ30周年記念のリバイバル上映が行われています。この機会に改めて注目したいのが、福岡在住のコスプレイヤー「ぐりこ」さんによる「式波・アスカ・ラングレー」のコスプレです。
「本当にアスカがいるみたい」

2025年10月から2025年10月から2026年2月までの間、「エヴァンゲリオン」シリーズ30周年記念のリバイバル上映が行われています。この機会に改めて注目したいのが、福岡在住のコスプレイヤー・ぐりこさんによる「式波・アスカ・ラングレー」のコスプレです。
2023年1月に撮影されたこのコスプレ写真は、ジャージ姿の何気ない立ち姿や空を見上げる横顔など、キャラクターの雰囲気と佇まいが見事に再現されており、「本当にアスカがいるみたい」と当時から高い評価を得ています。
この写真は福岡PayPayドームで開催された「acosta!」で撮影されたものですが、30周年という節目を迎える今、改めてその完成度の高さが際立ちます。
ぐりこさんがコスプレを始めたきっかけは、大学時代の友人の影響でした。当時、友人がコスプレイヤーだったこともあり、福岡のコスプレイベントにコスプレせずとも参加していたそうです。「いつか私もコスプレをやろう」と心に決めていたというぐりこさんは、ハロウィンをきっかけに、コスプレに興味ある友人を誘って活動を開始しました。
コスプレデビュー作品は『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ。初参加したイベントで子供たちに囲まれて大人気だったのが嬉しくて、「気づけばガッツリコスプレにハマっていました」と振り返ります。
そして、『鬼滅の刃』の次にやると決めていたのが『エヴァンゲリオン』でした。ぐりこさんはレイとアスカの両方のコスプレを手がけていますが、この日のアコスタでは寒さ対策も兼ねて、「持っている衣装のなかで1番暖かい」というジャージ姿のアスカを選んだそうです。
「海風に雨が降っていて凍えるように寒かったんです」と当時を振り返るぐりこさん。しかし、その寒さすらも忘れさせるほどの完成度で、アスカの日常的な一面を見事に表現しています。
ぐりこさんが『エヴァンゲリオン』に惹かれる理由は、魅力あるキャラクターたちの心理描写や独特の世界観にあると言います。「難しいけど面白い」という作品の奥深さが、コスプレへの情熱にもつながっているようです。
普段はスタジオ撮影をメインに、月3回ほどの活動を行っているというぐりこさん。なかでも印象的なのは、1日で4着(レイ2着・アスカ2着など)を撮影したというエピソードです。「カメラマンさんに心から感謝しています」という言葉からは、コスプレへの真摯な姿勢が伝わってきます。
何気ない日常の一コマのような、それでいて完璧な再現度を誇るアスカのコスプレ。10月から行われているリバイバル上映で劇場の大スクリーンにアスカが帰ってくるこのタイミングで、ぜひ見ておきたい作品です。
(乃木章)





