『DQ11S』人気のカミュも2軍にしてた? 初プレイで気付きにくい、強いキャラ
2020年12月4日(金)、新たに4つのプラットフォームからの発売が予定されている『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』。パーティが固定化されてしまいがちな本作で、1周目のプレイでは魅力に気付きにくいキャラクターの”強さ”に焦点を当てます。
ファンはプレイ前から強い「じゅもん」や「とくぎ」を知っている
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』(以下、XI S)は、発売中のNintendo Switch版に加え、2020年12月4日(金)からPlayStation4、Xbox One、Windows 10、Steamの各種プラットフォームでの発売が予定されています。(※Steam版のみ12月5日発売予定)。
遊べるプラットフォームが広がったこと、プライスダウンしたことから、ますます手が出しやすくなった『XI S』。「ドラゴンクエスト」シリーズのファンであれば、ぜひこの機会にプレイをオススメしたい1本です。
とは言え、2017年にPlayStation4、ニンテンドー3DS 用に発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(以下、XI)を含めると、本作品は今回で3回目の発売になるため、既にプレイしたファンも多いでしょう。
そこで、「ドラゴンクエスト」シリーズのファンにこそ”2周目”をオススメできるポイントや、ご自宅にある『XI S』『XI』を引っ張り出して再度冒険を1から始めていただきたい魅力をご紹介します。
ひと通りストーリーを見終えてさらに発見できる『XI S』の魅力は、1周目に使用頻度の低かったキャラクターのなかに隠れています。
「ばくれつけん」は4回攻撃。ボス戦では「スクルト」、「バイキルト」で味方の能力を上げる……。「ドラゴンクエスト」のファンはシリーズに登場してきた強い「じゅもん」や「とくぎ」を把握していることがほとんどです。伴って、戦闘パーティが徐々に固定されてきてしまうことはシリーズに共通して語られる”あるある”でもあります。
特に序盤から骨太なストーリーが予感された『XI S』は、物語を早く知りたい一心からクリアを急いだ方も多かったのではないでしょうか。攻略のスピードを重視した結果、主力パーティの固定化はシリーズのなかでも顕著だったと予測もできます。
たとえば「マルティナ」は素早いアタッカーとしての人気を誇ります。スピードだけでみれば「カミュ」も優秀ですが、彼にどの武器を持たせるべきか分からず、「ぬすむ」コマンドを徹底させていた方も多いかもしれません。
また、幅広いサポートを得意とする「セーニャ」は、戦況に応じて「じゅもん」を使い分ける「ロウ」にお株を奪われる機会も少なくありません。
もちろん、プレイヤーの好みによって使うキャラクターの基準はさまざまです。実は、役割が明確なキャラクターの陰に埋もれがちなメンバーたちには、1周目では気が付きにくい魅力が隠されています。