【漫画】関西弁のトイレの花子さんが「怖い!」と言った相手は…「どっちがホラー?」
ある小学校で、少年が“トイレの花子さん”に会うために女子トイレのドアをドンドンとたたくと、なかから想像とは少し違う花子さんが……! 丹念に発酵さんのホラーマンガに、違う怖さを感じる読者が続出しています。
逆ホラー? 心霊コメディ? 意表をつく展開に反響!

ある小学校の女子トイレのドアを3回ノックし、「花子さん、遊びましょう」と声をかけると、誰もいないはずのトイレから返事があるという……。その言い伝えに従って、少年がトイレのドアを3回ノックしましたが、返事はありません。少年がドンドンとドアをたたき続けると、中から想像とは少し違う“花子さん”が……!
丹念に発酵さん(@tannen_h)が「※ホラー注意」というコメントとともに、トイレの花子さんのマンガをTwitterで公開しました。こちらの作品は過去に投稿された「トイレの花子さんシリーズ」からの再掲。花子さんと少年のちょっと変わったやりとりに、読者から「めっちゃ好き」「花子は花子でも山田花子感がある」「ホラーってそっち?」「本当に怖いのは人間ってことですかね」などの声があがりました。
作者の丹念に発酵さんに、お話を聞きました。
ーー丹念に発酵さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
知り合いからペンタブレットをもらったのがきっかけでした。マンガを描きたい! というよりは、パソコンで自由に絵を描けることに感動し、いろいろ描いてみた結果が今につながってます。
ーー今回のトイレの花子さんのお話はどのようにして生まれましたか?
本当は「かわいいトイレの花子さん」を描きたかったんです。そこに方言要素を加えたらよりかわいくなるんじゃないかと思い、それならいっそ逆に見た目はかわいくない方がいいんじゃないか、と最初の目的を放り投げた結果、関西弁の花子さんという着地点に不時着しました。でも不幸中の幸いだったと今は思います。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「どっちがホラーか分からない」には共感です。でもやっぱり「面白い」と言っていただけることがなによりうれしいですね。

ーー「月刊コミックフラッパー」「ニコニコ静画」「コミックウォーカー」で連載中の『このヒーラー、めんどくさい』について、単行本が2巻まで発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?
『このヒーラー、めんどくさい』はヒーラー(回復職)のカーラと、戦士のアルヴィンが織りなすファンタジーコメディです。癒やし要素どころかストレス製造機のカーラと、アルヴィンの剣より切れると評判のツッコミ、やたら人間味のあるモンスターなどが登場し、1話1話がコントのようにサクッと読めますので、軽~い気持ちで読んでいただけたらうれしいです。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
なかなか時間が作れないのが現状ですが、「花子さん」含め、いろいろ描きたいものもありますので、少しずつ発表していき、いつかまとめたものを出せたら良いなと思っておりますので、その時はよろしくお願いします。
(マグミクス編集部)