11月の注目アニメ映画5作品。『すみっコぐらし』はまた号泣必至? 『エウレカ』は完結へ
2000年代から続く人気ロボットアニメが完結
●『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』(11月12日公開)

電脳犯罪への対処や要人警護などの任務をこなす公安9課、通称“攻殻機動隊”の物語を描く『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズ。そのうちの2020年4月からシーズン1(全12話)が配信されたフル3DCGアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』に、新シーンを加えて再構成した劇場版が『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』です。
監督は日本アカデミー賞で6部門を受賞した『新聞記者』など実写映画を中心に活躍する藤井道人さんということで、どのような構成になるかも気になるところ。2週間限定上映のため、ファンは忘れずに劇場に向かいましょう。
●『ミラベルと魔法だらけの家』(11月26日公開)

ディズニーの長編アニメーション60作目にして、『モアナと伝説の海』以来4年ぶりとなる新作オリジナルミュージカル映画『ミラベルと魔法だらけの家』。南米・コロンビアの奥地にある魔法にあふれた家に生まれるも、魔法が使えない少女・ミラベルが活躍するファンタジー作品です。
『ズートピア』のバイロン・ハワードとジャレッド・ブッシュが監督を務め、音楽をミュージカル『イン・ザ・ハイツ』や『ハミルトン』で知られるリン=マニュエル・ミランダが担当。楽しめること間違いなしの布陣による一作です。
●『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』(11月26日公開)

2005年に始まったアニメ『交響詩篇エウレカセブン』の劇場版として2017年から展開された『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』シリーズの第3弾となるのが『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』。「少女の終わり。少女の始まり。」というキャッチコピーの本作では、エウレカを主人公に“最後の旅路”が描かれます。
11月5日に第十話から第十二話が劇場先行上映される『蒼穹のファフナー THE BEYOND』もそうですが、2000年代に生まれた人気ロボットアニメシリーズがついに完結を迎えます。いずれも近年の作品の評判は上々でした。最近は『交響詩篇エウレカセブン』を追っていなかったというかつてのファンも、この機会に過去作を振り返ったうえで、その完結を見届けに行くのもいいかもしれません。
(はるのおと)