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多くの出演作を誇る声優・置鮎龍太郎 出演回数が多すぎて「断られた」エピソードも

時にはクールに、時には情熱的に、さまざまなタイプの二枚目を演じる幅広い演技の持ち主、声優・置鮎龍太郎さん。出演本数の多いことでも知られていますが、あまりにもシリーズの出演回数が多すぎて断られたこともあったそうです。

ハイネル、トレーズ、ぬ〜べ〜など、デビュー直後からさまざまなキャラを演じる

置鮎龍太郎さん演じる三井寿が描かれる、『SLAM DUNK』完全版6巻(著:井上雄彦/集英社)
置鮎龍太郎さん演じる三井寿が描かれる、『SLAM DUNK』完全版6巻(著:井上雄彦/集英社)

 11月17日は声優の置鮎龍太郎さんのお誕生日です。お誕生日おめでとうございます! ちなみに置鮎さんの名前は「おきあゆ・りょうたろう」と読みます。これは芸名でなく本名。ファンからは「おっきー」と呼ばれることもあります。

 置鮎さんが声優を目指すきっかけになったのは『伝説巨神イデオン』。その監督でもあった富野由悠季さんの作品が好きだったそうです。そんな置鮎さんのアニメデビュー作は『ドラゴンクエスト』(1989〜1991年)のリリパット役。ゲームにも登場するモンスターです。

 その後、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』(1991年)のフランツ・ハイネルで初めてのレギュラーとなりました。作品自体、何度もOVAとして製作されているので、デビュー当時の置鮎さんの代表作として覚えている人も多いことと思います。

 そして、これ以降も熱血漢の『疾風!アイアンリーガー』(1993年)のマッハウインディ、色々な面を見せた『SLAM DUNK』(1993〜1996年)の三井寿、寡黙なイメージの強い『覇王大系リューナイト』(1994年)のグラチェス、あまり感情を表に出さない感じの『ママレード・ボーイ』(1994〜1995年)の松浦遊、前半と後半ではまったく別のキャラになった『空想科学世界ガリバーボーイ』(1995年)の月光、ラスボスっぽい雰囲気のあった『新機動戦記ガンダムW』(1995年)のトレーズ・クシュリナーダなど、筆者が欠かさず見ていた作品のなかだけでも、さまざまなタイプのキャラを演じていました。

 そんな置鮎さんの初主演作はOVA作品の『ダークキャット』(1991年)の影崎標意ですが、テレビ作品で初主演だった『地獄先生ぬ〜べ〜』(1996〜1997年)の鵺野鳴介こと「ぬ〜べ〜」には思い入れも強かったそうで、番組終了を聞かされた時は涙を流したそうです。

 ここまでの時期を振り返ってみても、演じたキャラのバラエティの豊かさには驚くばかり。基本的にみんな二枚目ですが、クールで冷静なキャラ、熱血漢で気の短いキャラ、軟派から硬派までさまざまです。しかも、時おり演じる三枚目や壊れたキャラなど、ギャグに関しても隙がありません。さらに、どんな役を演じていても置鮎さんだと分かる独特の声の持ち主。そう考えると、置鮎さんは唯一無二の声を持つ数少ない声優のひとりではないでしょうか?

【画像】声優・置鮎龍太郎の「ジャンプ」系キャラ(5枚)

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