ガンダム初心者に贈る「視聴ガイド」。「宇宙世紀」作品の時系列を分かりにくくする「ワナ」とは?
さまざまな作品が制作されている「ガンダム」シリーズでは、「宇宙世紀」シリーズにおける前後のつながりがは初心者には難しいようです。
作中の時系列と同じ順番で制作されていない?

長きにわたって作品が生み出されてきた「ガンダム」シリーズは、人によってはシリーズのつながりがわかりづらいという声もあります。大まかな流れを追ってみましょう。
ガンダムは「宇宙世紀」シリーズと、そうでないものとに大きく分けられます。このうち宇宙世紀以外の作品のほとんどは、作品単体で物語が完結しています。例を挙げると「ガンダムSEED」シリーズは何作品にも分けられていますが、ほぼ同じ時代の作品ですから初心者でもあまり混乱することはないでしょう。
問題、は「宇宙世紀」の時間軸にあるガンダム作品です。宇宙世紀はアニメだけでも『機動戦士ガンダム』のU.C.0079から、『機動戦士Vガンダム』のU.C.0153までと長期にわたり、作品をまたいで登場する人物も限られているので、少々わかりづらいかもしれません。
さらに同じ宇宙世紀でも、後述する「正史」とは設定の異なるパラレル作品もあります。こうしたことから、ガンダム初心者には順番がわかりづらいとなるのでしょう。では、宇宙世紀の時間軸に添って作品を並べてみると、どのような順番になるでしょうか。
宇宙世紀で最初に起こった大きな事件が、U.C.0079の「一年戦争」でした。この時代を描いたアニメが、最初の『機動戦士ガンダム』そして『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』などです。
この次がU.C.0083を描いた『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』でした。これらの作品は、実際に制作された時期と、宇宙世紀における時期が違うのでわかりづらいかもしれません。
U.C.0087の『機動戦士Ζガンダム』、U.C.0088の『機動戦士ガンダムΖΖ』、U.C.0093の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は、ほぼ同じスタッフが時系列通りに制作しているので、続けて視聴するには最適な作品群でしょう。
この次に続くのが、U.C.0096の『機動戦士ガンダムUC』、同じく『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』、U.C.0097の『機動戦士ガンダムNT』です。そしてU.C.0104の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』くらいまでが、設定的な結びつきの強い作品でした。
ここから一気に時間が飛んで、U.C.0123の『機動戦士ガンダムF91』、U.C.0153の『Vガンダム』は、舞台は宇宙世紀ですが、前後の歴史的つながりがほとんどなく、単品で完結している作品といえるかもしれません。



