『花嫁未満エスケープ』主演・岡崎紗絵さんx原作・小川まるに先生が語る「幸せの意味」
長く同棲している彼氏とはなかなか結婚に進めず、偶然再会した元彼に心が揺さぶられる……女性のリアルな三角関係と心の動きを描いたマンガ『花嫁未満エスケープ』がドラマ化され放送中です。揺れ動く主人公を演じた岡崎紗絵さんが感じ取った同作のポジティブなメッセージとは……?
「誰か」にもあてはまる、リアルなストーリー

恋人との生活はマンネリ気味で、なかなか結婚に踏み切らない彼氏にモヤモヤ。そんな女性が高校時代の元カレと再会し、ふたりの間で揺れ動く……そんなリアルな三角関係を描くTVドラマ『花嫁未満エスケープ』が放送中です。
原作は、総合電子書籍ストア「ブックライブ」で2022年7月から連載開始したオリジナル作品。同サイト内で圧倒的な人気を誇り、電子書籍から2年足らずでドラマ化が実現しています。今回は、ドラマの主人公「ゆう」を演じる岡崎紗絵さんと原作者の小川まるに先生の対談が実現。作品の見どころやメッセージ性について語ってもらいました。
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――小川まるに先生は、作品のドラマ化が決まったことで「ここ、どうなるんだろう?」と楽しみだったシーンはありましたか?
小川まるに(以下、小川) 主人公の「ゆう」と今カレの尚紀が別れる寸前、互いに本気で怒る修羅場シーンがあるんですが、それが楽しみでした。人が本気で怒る演技って、どんな感じなのかなって。
――本作には「胸キュン」シーンも散りばめられていますが、先生は「怒り」のシーンが気になったんですね。
小川 人の感情がむき出しになるところって、日常生活ではあまり見られないですよね。感情でいちばん強いのは、怒りだと思うんです。
ーー岡崎さんは、原作を読んだ時にどのような感想を持たれましたか。
岡崎紗絵(以下、岡崎) きれいに描かれすぎていない、リアルな物語だと思いました。同じような経験をされている方もいるんじゃないかなって。
――すべて「ゆう」任せのおこちゃま尚紀と、自分だけを特別扱いして見守ってくれる深見くん。そんなふたりの間で揺れる「ゆう」を演じるにあたり、意識されたことはありましたか?
岡崎 「ゆう」は小さなことも考える人だから、尚紀と一緒にいながら深見くんのことを考えたり、反対に深見くんといながら尚紀のことを考えたりして、複雑な気持ちになる。その複雑さを理解して演じなければ……と意識していました。
――特に演技が難しかったところはありますか?
岡崎 深見くんとのシーンです。彼は洞察力があり、ささいな変化にも気付いてしまう人。この行動では気づかれてしまうから、気づかれないレベルの言い方は……?と、ラインを見極めるのが難しくて。心のなかで「ここはおさえるべきかな?」「でも変化がなさすぎると、分かりづらいな」など、考えながらやっていました。










