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『ポケモンSV』で処理落ち、なぜSwitchは「性能が限界」と言われる? データだけでは語れない価値

2017年3月3日に発売された「Nintendo Switch」。発売から6年目を迎えてもなお衰えない人気を誇る一方、性能不足を指摘する声もあがっています。しかし、本当にSwitchは性能面で限界を迎えているのでしょうか? 最新ゲームやスペックに着目しながら考えます。

6年目を迎えた任天堂の主力ハード「Switch」

2022年11月18日発売『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。バトルシステムはそのままに、シリーズ初の完全オープンワールド化を果たした (C)2022 Pokemon.  (C)1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
2022年11月18日発売『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。バトルシステムはそのままに、シリーズ初の完全オープンワールド化を果たした (C)2022 Pokemon.  (C)1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

 2022年も残りあとわずか。年末から年始にかけては、毎年のようにさまざまな市場が活性化するものと思われます。今回取り上げる「Nintendo Switch」(以下、Switch)も例外ではなく、発売から6年目を迎えてもなお影響力は衰えていません。クリスマスシーズン前後はもちろん、年間を通して任天堂の市場拡大に広く貢献。これまでの売上台数はゆうに1億台(任天堂 株主・投資家向け情報より)を超え、今年は『スプラトゥーン3』や『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下、ポケモンSV)などのキラーソフトも発売されました。

 しかし、大きな人気を誇る一方でSwitchの「性能不足」を指摘する声もあがっています。直近で言えば、『ポケモンSV』の「処理落ち」問題。「プレイ中に画面がカクつく」「予期していない場面でフリーズする」などの症状が、SNSを中心に数多く寄せられています。また、「Switchのフレームレート数」(1秒間に画面を書き換える回数)を問題視する意見も一定数見受けられます。

 ゲーム市場で存在感の強さを見せる一方、各所で性能面に関する話題が上りやすいSwitch。一部のユーザーが指摘するように、同ハードは本当に性能の限界を迎えていると言えるのでしょうか。筆者は必ずしもそうとは言い切れないと考えています。

 Switchは2017年3月3日に発売された任天堂のゲームハードです。「カタチを変えてどこへでも」と謳ったキャッチコピーの通り、Switchはゲームを遊ぶシチュエーションに合わせた3つのモードに対応。本体を外部モニターへ出力する「TVモード」をはじめ、本体に専用コントローラー「Joy-Con」を取り付けて携帯ゲーム機のように遊ぶこともできます。

 またJoy-Con自体にもIRカメラや各種センサー類が備わっており、身体を使って遊ぶ体感ゲームが多くリリースされていることも特徴的です。携帯用に特化した「Nintendo Switch Lite」や有機ELディスプレイ搭載モデルも登場し、本体の買い替えや新規購入を含むユーザー数が現在進行形で増えています。

 では実際のところ、競合ハード(家庭用ゲーム機)と比べた際の本体スペックはどうなっているのでしょうか。端的に言うと、単純な処理性能やグラフィック描画力は、「PlayStation」や「Xbox」といった競合ハードシリーズに軍配が上がります。このような性能面にくわえ、世代交代を行わずに発売から6年目を迎えたという現状も、「Switchの性能が限界を迎えているのでは?」といった意見に関連していると考えられます。

【画像】期待大!Switchの新作注目タイトル(4枚)

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