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「NTR」シーンが衝撃のマンガ 「トラウマすぎ」「感情が複雑で興味深い」

マンガ史に残る伝説の「NTR」

その後の悲劇を予感させるガッツ、キャスカ、グリフィスの並びが描かれた『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』ポスタービジュアル (C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
その後の悲劇を予感させるガッツ、キャスカ、グリフィスの並びが描かれた『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』ポスタービジュアル (C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

 ダークファンタジーマンガ『ベルセルク』は、重厚で容赦のない設定や物語と、迫力ある作画が人気の作品です。1989年から「ヤングアニマル」(前身の「月刊アニマルハウス」時代含む)で連載されている同作は、残酷描写だけでなく、性的な場面の生々しさも有名でした。そんな『ベルセルク』の主人公・ガッツは、過去編に当たる「黄金時代篇」のなかで、傭兵団「鷹の団」の女騎士のキャスカと、時間をかけて結ばれていきます。

 そして、数々の「トラウマ描写」で知られる『ベルセルク』のなかでも、特に「キツい」と言われる「NTR描写」は、有名な「蝕」の場面のなかで描かれました。ガッツと愛憎入り乱れる関係だった「鷹の団」の団長・グリフィスは、紆余曲折を経て再起不能の身体となった後、絶望の余り傭兵団の仲間たちを生贄に捧げる形で、人を怪物「使徒」に変える降魔の儀「蝕」を引き起こしてしまいます。

 異空間に連れていかれた鷹の団の面々は次々と魔物に食われ、グリフィスは使徒のなかでも特別な「ゴッド・ハンド」の5人目・フェムトとして転生、その後は長年深い絆で結ばれていたはずのキャスカをガッツの目の前で犯しました。ガッツは怒り狂い、怪物に食われかけていた自身の腕を引きちぎってまで助けに向かいますが再度押さえつけられ、キャスカも絶望しながらもグリフィスとの行為で快感を得てしまいます。その後、ガッツとキャスカは「髑髏の騎士」に助けられ命拾いしますが、キャスカはあまりの出来事に精神が崩壊して幼児退行し、会話もできなくなってしまいました。

 あまりにも救いのない展開ゆえに、ネット上では「伝説の鬱展開」として今でもたびたび話題になっています。「物語も作画も凄まじすぎてトラウマ中のトラウマ」「この後が気になるけど怖くて読めないでいる」「かつてはキャスカがグリフィスに好意を寄せていたことを考えると、よりエグい」など、衝撃の場面に心がついていけなかった人もいたようです。ちなみに「黄金時代篇」の物語は2012年から3部作でアニメ映画化されましたが、「蝕」の場面がある3作目の『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』だけR15指定となりました。

 グリフィスがキャスカを犯した理由に関しては、ファンの間でさまざまな考察がされており、「ガッツへの当てつけじゃないか」「グリフィスはキャスカが自分からガッツを奪ったという認識で、復讐だったのでは」と、そもそも「蝕」の前から「別のNTR」が起きていたと考える人もいるようです。

(LUIS FIELD)

【画像】マンガ史上最悪の「NTR」? 『ベルセルク』ヒロイン、キャスカの「蝕」前後の姿を見る(5枚)

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