【漫画】バイト中にコーヒーをぶちまけた! でも先輩からの「逆転の発想」に救われて?
かつてバイトで失敗したときに、かけてもらった優しい言葉。それは育児中のいまでも、ずっと胸に残っていて……。Instagramで公開されたマンガが、「こんなおおらかな心を持ちたい」と話題になっています。作者のねこじま いもみさんにお話を聞きました。
先輩からの言葉は育児中にも大活躍!

失敗したときにかけてもらった言葉について描いたマンガ「バイトで学んだ育児が楽になる言葉」が、Instagramで300以上のいいねを集めて話題となっています。
高校時代、作者がファミレスでバイトをしていたとき、コーヒーサーバーを床に落としてしまったことがありました。そのときパートの女性がかけてくれた優しい言葉が、育児中のいまもずっと胸に残っていて……。読者からは、「こんなおおらかな心を持ちたい」「ついつい怒ってしまうので反省……」「私も今日から言います」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、ねこじま いもみさんです。3人の子供を持つ母親で、Instagramやブログ「ねこいもブログ」でマンガを発表しています。ねこじま いもみさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
いまでも思い出す言葉なので、いつかマンガにしたいと思っていたので今回描いてみました。
ーー「ママさん」は、ねこじまさんだけでなく、誰に対してもこのように接していた方だったのですか?
はい。ママさんは誰かを悪く言うこともないし、お客さんのクレームに対しても「神対応」ができる人でした。お店の社員やバイトだけでなく、お客さんにも慕われていました。
ーー子育てをしていて、つい怒ってしまったときと、「大丈夫だよ」と対応したときで、お子さんの様子は違いますか?
怒ってしまうと、子供がしょんぼりしてご飯の時間の雰囲気も悪くなってしまうことが多いです。「大丈夫だよ」と声をかけたときは、子供から「次から気を付けよう」という様子も見られ、「私も一緒に頑張ろう」と思うことができます。声かけのおかげなのか、子供も大きくなるにつれて、一緒に拭いてくれるようになりました。
ーー普段、お子さんが失敗してしまったときはどのように声かけしていますか?
「ピンチはチャンス」という言葉は、よく使っています。ほかにも「失敗はたくさんした方がいい」など、次どうしたら良いか考えられるように声かけをしています。
ーーねこじまさんが、ほかに「こんな人になりたい」と思う人はいますか?
義祖母と近所のたこ焼き屋のおばさまです。ふたりとも見返りを求めない、優しい方です。明るくて、話していて前向きな気持ちをもらえるので、「こんな人になりたい」と憧れます。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「まねしたい」「見習いたい」というようなコメントを多くいただきました。ほかにも「余裕があると言えるんだけどな……」「私も同じことを言われたことがあって、それから使っています」「発想の転換でポジティブになれますね」などのコメントもありました。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
育児の話はもちろん、育児ではないエッセイもたくさん描いていきたいです。
(マグミクス編集部)