【漫画】「頼みづらいよね」「箸いらなかったか」客に共感するコンビニ店員の日常に「分かる!」
とあるコンビニで、お客さんの行動に共感しながら仕事をする店員。品出しをじっと待つお客さん、レジ横のホットスナックを注文しそびれたお客さんなど、さまざまな状況に心のなかで「分かる、俺もそう」。霰屋さんによる創作マンガがX(旧:Twitter)で公開され、読者からも共感の声が集まっています。
コンビニでの「あるある」に共感殺到

とあるコンビニで店員の男性が品出しをしていると、隣でお客さんが立ったまま動かないでいました。お客さんが品出しの邪魔をしないように目だけで品物を見ていることを悟った店員。「分かる、俺もそれやる」と心のなかでつぶやき、ケースのなかを見るふりをしてそっと体を縮め……。
霰屋さん(@yuki_arareyane)による創作マンガ『わかる 俺もそう』がX(旧:Twitter)で公開されました。共感力と察する力の高いコンビニ店員の日常を描いた物語に、読者から「全部分かる」「気が回る方ですね」「こんなコンビニ店員さんがいるなら行きたい」「なんか好き」「しみる」「優しい感じがして好き」などの声があがり、投稿には1.5万いいねの反響が集まっています。
霰屋さんは漫画家として活動しています。『メンタル激強保健医の力技カウンセリング』全3巻(KADOKAWA)、『マジメタモルフォーズ!』全2巻(少年画報社)などが発売中のほか、Xでは『ロックバンドうつむきKAGEN』『どうかしてる先生たち』などのシリーズマンガを投稿しています。
作者の霰屋さんに、お話を聞きました。
ーーコンビニ店員さんの視点でさまざまなお客さんが描かれていますね。このお話を描こうと思ったきっかけを教えて下さい。
これといったきっかけは特にないのですが、日常を舞台にしたマンガを描くのが好きなので、コンビニを題材にしました。私がマンガを描くときは何気ない思いつきからスタートすることが多いです。

ーー店員さんの察する力の高さが印象的でした。とてもリアルな描写ですが、ご自身もコンビニでお仕事されたご経験があるのでしょうか?
ありません。自分がお客としてコンビニを訪れたときのことを思い出しながら、「店員さんからはそのときの自分はどんな風に見えているだろう?」と想像しながら描いています。
なのでリアルなのかどうかは正直よく分からないのですが、身近に感じてもらえたらうれしいなと思います。
ーーこのマンガを描くうえで意識したことやこだわったことなどについて教えて下さい。
オチや笑いどころを作ったりはあまりしないように意識しているかもしれません。「作るぞ」と思って肩に力が入ると、このマンガの良さみたいなものが失われる気がしているので。静けさを保つことがこのマンガにとっては大事だと思うので、良い意味で頑張りすぎないように描いています。
作画も過剰な演出は控えめに、ちょっと寂しく見えるくらいのシンプルな画面に仕上げています。
ーー作品に寄せられた感想で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
作中に登場する「あるある」に共感して下さる方が全体的に多く、作品に対しても優しいご感想をいただけたのが印象的でした。共感がテーマとしてあるマンガなので、主人公と同じように「分かる、俺もそう」と思ってもらえるのがうれしかったです。
●霰屋さん 前回のインタビュー
(斉藤モネ)

















